AV
2019/5/16 12:00

4Kテレビのポテンシャルを引き出すソニーのUHD BDプレーヤー「UBP-X800M2」

ソニーは、「Dolby Vision」に対応したUltra HD ブルーレイ/DVDプレーヤー「UBP-X800M2」を7月6日に発売します。実売予想価格は4万5000円前後(税抜)。

UBP-X800M2
↑UBP-X800M2

 

「UBP-X800M2」は、UHD BD/BD/DVDの再生に対応したマルチメディアプレーヤー。4K UHD BDにおけるHDRの標準規格「HDR10」や「Hybrid Log Gamma(ハイブリッドログガンマ)」に加え、「Dolby Vision」にも対応しています。また、HDR非対応の4Kテレビやプロジェクターなどに合わせ、独自のアルゴリズムによりHDR映像をSDR変換して、バランスのよいコントラストと自然な色調を再現します。テレビ用、プロジェクター用にそれぞれ5段階の変換レベルを設定できるので、視聴機器に合わせた最適な明るさを選ぶことも可能です。

 

さらに、NetflixやAmazon Prime Video、YouTubeなどの4Kインターネット動画コンテンツの視聴も可能。4Kアップコンバート機能により、4K以外のインターネット動画をはじめ、BDやDVD、ホームネットワーク経由の映像、USBメディアの映像も、4K解像度に変換して高画質で視聴できます。

 

このほか、ソニーの4Kテレビ「ブラビア」シリーズと組み合わせることで、高画質な映像が楽しめる「4Kブラビアモード」を搭載。画質に関する情報を本機側で調整してブラビアに送り出すことで、最適な画質で映像を視聴できます。

 

筺体にはAVアンプで採用している高剛性シャーシ構造に加え、シールド構造の部品追加により強度を向上させているほか、メインLSI用ヒートシンクに独自開発のフィンを付けた「sfヒートシンク」を採用することで機械的振動を抑制し、高音質化を図っています。

 

また、AVアンプの設計技術を活用した「ローノイズレギュレーター」を新たに採用するほか、電源基板とメイン基板の間にシールド構造を設けるなど、徹底したノイズ対策を施すことで歪みのないクリアなサウンドを実現しています。

↑高剛性シャーシ構造を採用

 

ハイレゾ音源の再生(PCM 192kHz/24bit、DSD 11.2MHz)や、CD/SA-CD/DVD Audioといった各種ディスクメディアの再生にも対応し、音楽プレーヤーとして利用することも可能。CD音源やMP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」機能も備えています。

 

Bluetooth送信機能を備えており、視聴中の動画音声や音楽をワイヤレス送信してBluetoothヘッドホンやBluetoothスピーカーで再生可能。ハイレゾ相当の音質を伝送するLDACコーデックにも対応しており、豊かな音質でワイヤレス再生が楽しめます。

 

録画は4Kテレビ側で行うから、ディスクメディアやネット動画の再生機能だけ欲しい、という方に最適なマルチメディアプレーヤーです。

 

ソニー

Ultra HD ブルーレイ/DVDプレーヤー UBP-X800M2

実売予想価格4万5000円前後(税抜)