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2019/5/23 17:00

JBLが読売ジャイアンツのオフィシャルサプライヤーに! 記念贈呈式レポート&インタビュー

JBLやHarman Kardon、AKGといったオーディオブランドを展開しているハーマンインターナショナルは、2019年より日本のプロ野球球団、読売ジャイアンツとオフィシャルサプライヤー契約を締結しました。

 

この契約では、ハーマンインターナショナルがJBL製品を選手に提供するほか、読売ジャイアンツ球場やジャイアンツ寮のトレーニングジムにJBLのサウンドシステムの提供を行うとのこと。このオフィシャルサプライヤー契約を記念して、5月15日の試合前に記念贈呈式が行われました。

 

ハーマンの2トップが丸選手にスピーカーを贈呈

贈呈式では、ハーマンインターナショナルの代表取締役社長であるトム・メッツガー氏とヴァイスプレジデントのダニエル・リー氏から、読売ジャイアンツの丸 佳浩選手へJBL製品が贈呈されました。

↑丸選手にスピーカーを贈呈するハーマンインターナショナル代表取締役社長のトム・メッツガー氏

 

↑ヴァイスプレジデントのダニエル・リー氏(右)

 

丸選手は「JBLのイヤホンやスピーカーを使って、リラックスをした状態で試合に挑みたいと思います」とコメント。これから読売ジャイアンツの選手を注意深く見ていると、JBLのワイヤレスイヤホンなどを使っている姿が見られるかもしれませんね。

 

また当日は、ハーマンインターナショナルがハンディキャップを抱える子どもたちを招待。試合前には、招待された子どもたちがグランドに立ち、観客に紹介されました。

↑ハンディキャップを抱える子どもたちが招待されました

 

↑試合前にオーロラビジョンで紹介されました

 

当日の試合は「JBL Day」としてハーマンインターナショナルがスポンサード。試合前と5回終了後には、観客に抽選でJBL製品がプレゼントされました。当選した方、おめでとうございます!

↑JBLのBluetoothスピーカーや完全ワイヤレスイヤホンがその場でプレゼントされました

 

目標は日本のオーディオ界を牽引するナンバーワンブランドになること

なぜ、ハーマンインターナショナルは日本のプロ野球、しかも読売ジャイアンツのオフィシャルサプライヤーとなったのでしょうか。ハーマンインターナショナル代表取締役社長トム・メッツガー氏とヴァイスプレジデントのダニエル・リー氏にお話を伺いました。

↑インタビューに答えるトム・メッツガー代表取締役社長

 

–今回の読売ジャイアンツとのオフィシャルサプライヤー契約に至った経緯を教えてください。

トム・メッツガー氏(以下トム):1997年に初めて日本に来たときに、最初に観戦したプロ野球の試合が読売ジャイアンツだったということ、また日本において読売ジャイアンツが一番人気のある球団ということで、我々にとって読売ジャイアンツのオフィシャルサプライヤーになるのは夢でした。また、弊社ともコラボレーションをしているアンダーアーマーが、読売ジャイアンツと強いパートナーシップを結んでいるということで、非常にナチュラルに読売ジャイアンツにたどり着いたという感じです。

 

 

–今回の契約で、どのようなインパクトをもたらすと思いますか?

トム:野球の持つエンターテイメント性と、我々の音楽製品のエンターテイメント性はすごくフィットすると思っています。特に、野球を楽しんでいる若い世代の方々が、今回の件で我々の製品に興味を持ってくれることを期待しています。

 

すでに、アメリカではメジャーリーグのスタジアムやアリーナでは、半分以上がハーマンの音響システムを導入しています。スポーツとの親和性は元々高いと思っています。

 

日本においても、スタジアムやアリーナでJBLのシステムが使われていますし、TOHOシネマズなどの映画館でも導入されています。そのほか、自動車メーカーのトヨタでもJBLの音響システムが採用されているなど、さまざまなところで我々の製品が体験していただけます。

 

今回の読売ジャイアンツとの契約により、そのようなことを知っていただくきっかけになればと思います。

 

–今後、日本においてどのようなビジネス的な展開を考えていらっしゃいますか?

ダニエル リー氏(以下ダニエル):現在は、バスケットのプロリーグ「Bリーグ」のオフィシャルサプライヤーとなっておりますし、東京ミッドタウンのライブハウス「ビルボードライブ」、日比谷にある「ビルボードカフェ」にもJBL製品が導入されています。

 

そのような、スポーツや音楽の世界はもちろん、モータスポーツの「スーパーGT」といったモータースポーツの世界でもコラボレーションを行っています。我々のブランドは、コンシューマー、プロ問わず相性がいいと思うので、積極的にカバーしていきたいと思っています。

 

我々の目指しているところは、日本のオーディオ界を牽引するナンバーワンブランドになるということです。日本はヘッドホン市場ではアメリカに次いで2番目に大きなマーケットです。プロスポーツでも、映画館でも、電車の中でも、オーディオが必要なシーンは増えています。そこに我々のチャンスがあると思っています。

 

我々の製品ラインナップは、ティーンエイジャー向けの3000円台のポータブルスピーカーから、ハイエンドなオーディオシステムまで幅広いラインアップを提供しています。あらゆる層に向けて、これからもどんどん新製品を投入していきます。

↑JBLブランドではイヤホンやスピーカーなど幅広い製品をラインナップしています

 

東京ドームへ来たらアンダーアーマーのショップへ

ハーマンインターナショナルでは、東京ドームに併設されているアンダーアーマークラブハウス東京ドームで、JBLとアンダーアーマーのコラボレーションモデル「UA SPORT WIRELESS」などの販売を開始。ここでしか手に入らない限定モデルもあるとのことで、東京ドームに訪れた際には、立ち寄ってみましょう!