日ごろから取材や撮影で数多の製品に触れ、品質を詳しく吟味している各業界の目利きたち。彼らは、本当に買うべきモノを熟知する“買い物の達人”です。「個人的に欲しい」「自分でおカネを出して買いたい」アイテムへの愛を語ってもらいました!!
“白物家電のプロ”として知られる戸井田園子さんが注目しているアイテムは、“黒物家電の王様”である4Kテレビの「RA1000」。熾烈なスペック競争が展開されるテレビ市場で、独自のモノ作り哲学が目を引くモデルです。
三菱電機の”オールインワン”4Kテレビ
三菱電機
REAL 4K LCD-A50RA1000
実売価格26万9870円
UHD BD再生対応のBDドライブと、2TB HDDを本体に内蔵した50型4K液晶テレビ。4K放送の録画も可能で、BDにダビングすることもできます。画面下に正面配置された「DIATONE NCVスピーカー」が鳴らす力強いサウンドも魅力。
生活に寄り添う便利でユニークな機能がてんこ盛り
取材でこのテレビを初めて使わせてもらったとき、「これは完全に白物家電だな」と思いました。番組の視聴・録画のほか、BDやネット動画の再生など、テレビにまつわる一連の行為をすべて1台でできる快適さは格別。BDレコーダーやセットトップボックスをテレビに接続する作業はすごく煩雑で、みんな面倒に思っているはずなんです。購入して箱から取り出したらすぐ使える本機には、生活家電ならではのモノ作り哲学が息づいています。
リモコンの使い勝手も、細かいところまで配慮が行き届いています。ボタンには「見る」「予約」「残す」など機能が大きな文字で表示されており、レイアウトが明快。やりたいことを直感的に操作可能です。UIも、各機能にたどり着くまでの階層の数が抑えられているため、迷うことがありません。
画面の向きをリモコン操作で変えられる「オートターン」や、音声をBluetoothオーディオに飛ばして出力できる機能もユニークで便利。これらは「テレビを見る位置は、必ずしも正面のベスポジではない」という実態を把握できているから生まれた発想といえます。ユーザーの暮らしに寄り添った設計思想こそ、RA1000がほかの4Kテレビと一線を画す存在となっているポイントです。
ココに魅かれる!
【その1】 BDドライブや内蔵HDDは部分的に取り外して修理できる
4K HDR映像を楽しめるUHD BDドライブを内蔵した唯一のモデル。「BDドライブや内蔵HDDが故障した際は、その部分だけ取り外して修理に出せるので安心です」(戸井田)
【その2】 リビングのどこからでも見やすい角度に調節できる
リモコン操作により、画面を見やすい角度に調節できます。「ソファや食卓、キッチンなど、リビングテレビの視聴位置は様々。左右40°の可動域で対応してくれます」(戸井田)
【その3】 リモコンのボタンにあしらわれた記号のアイコンがわかりやすい
多機能ながらわかりやすいレイアウトのリモコンが秀逸。「『▷』『□』『○』といったアイコンをボタンにあしらっているのが白物らしい点。フタを排除したのもポイントです」(戸井田)
【コレもガチで欲しい!】 言葉の壁を痛感する海外出張&旅行のお供にしたい!
ソースネクスト
ポケトークW
実売価格3万2270円
ボタンを押しながら話しかけるだけで任意の言語に翻訳し、スムーズに対話できるデバイス。「出張や旅行で海外へ行く機会が増え、あらためて言葉の壁を痛感しています……。コレさえあれば解決!」(戸井田)
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