Pyrenee(ピレニー)は、クルマに後付けし、ヒューマンエラー(発見の遅れや判断の誤り)による事故を減らすことを目標に AIドライバーアシスタント「Pyrenee Drive(ピレニードライブ)」を開発中。2020年度の発売を目指しています。
量産に先立ち、総合電機メーカーのシャープと5月にハードウェアの量産に関する支援協定を締結したことを発表。シャープの量産アクセラレーションプログラムによる支援を受け、完成度の高い製品の量産を目指すとのこと。
道路上をモニターするステレオカメラ、ドライバーの顔認識を行うインカメラ、リアルタイムでAI計算を実行するNVIDIA製の高い処理能力を有するGPUチップ、タッチパネル、液晶ディスプレイ、LTE通信モジュールを装備し、本体に搭載するAIが物体認識と危険予測を行い、事故の可能性を感知した場合にはすばやく音声とポップアップでドライバーに危険が迫っている事を知らせて事故の回避をアシストします。
さらに、発売後も、全ユーザーが体験した危機状況の映像やデータをクラウドに集めてAIの追加学習を続け、学習を重ねるごとに予測精度と予測速度を上げる予定とのこと。
※ピレニーは2016 年創業。自動車事故の約 98%の原因であるヒューマンエラー(発見の遅れや判断 の誤り)による事故を減らすことを目指した後付け型 AI 運転アシスタント等を開発している企業。