カシオ計算機は、カメラ部とコントローラー部が分離できるデジタルカメラ「エクシリム Outdoor Recorder」の新モデル「EX-FR200」を9月中旬に発売します。実売予想価格は、カメラ部とコントローラー部のセットが6万円前後。
同シリーズは、カメラ部と液晶画面付きのコントローラー部が分離できるセパレート設計とタフネス仕様が特徴のアウトドア向けデジタルカメラ。
新モデルEX-FR200は、画角180度を実現した全天周モードを搭載し、1度のシャッターで自分や周囲の人だけでなく、景色などもまとめて撮影可能。撮影した画像は専用スマホアプリ「EXILIM ALBUM」により分割表示でき、1枚の画像から複数の視点を切り出せます（静止画3か所、動画2か所を自動選択して表示）。
このほか、レンズを上向きにして撮影する360度の「パノラマ撮影モード」や、レンズの撮影範囲から中央部分をトリミングする対角208度の「超広角撮影モード」を利用可能。
また、コントローラー部は2台までのカメラ部を同時に操作でき、2台のカメラで水平・垂直方向を360度撮影する「全天球撮影モード」にも対応します。
前モデル「EX-FR100」のコントローラーも、アップデートにより2台同時操作に対応可能の予定。そのため、FR200／FR100それぞれのカメラ部の単体販売も行われます。価格はEX-FR200CAが5万円前後、EX-FR100CAが3万5000円前後。
カメラ部は、Bluetooth接続によりスマートフォンやスマートウオッチ「Smart Outdoor Watch WSD-F10」からも簡単な操作が行えます。映像のリアルタイム確認も可能。
撮影後の楽しみを広げるアプリ「EXILIM ALBUM」
スマートフォン／タブレット用アプリ「EXILIM ALBUM」は、撮影した画像を全天周・全天球で楽しむことが可能。前述の分割表示のほか、スワイプ操作や端末の向きや傾きに応じて表示エリアを変えられるＶＲ表示にも対応します。
また、日付など撮影時の情報を活用し、その日の写真や動画を自動で選択して表示する「ハイライトタイムライン」や、アルバムのなかから写真・動画を自動選択してダイジェスト動画を作る「ハイライトムービー」機能も利用可能。出来上がったコンテンツをスマホに保存して、SNSで共有することもできます。
全天周または全天球モードで撮影した写真・動画をPC上で再生・編集できるPC用アプリ「EXILIM 360 Viwer」も用意。YouTube対応ファイルに変換すれば、臨場感のある映像をシェアできます。
【EX-FR200の主なSPEC】
撮像素子：有効1195万画素 1/2.3型正方画素CMOS
動画：4K/30fps、フルHD 60/30fpsなど
撮影時間/枚数：静止画 約260枚、全天周動画日撮影時間 約1時間
サイズ（合体時）：W60.9×H154.8×D46.2mm/約238g
【URL】
カシオ計算機 http://casio.jp/