エレコムは、同社のハイレゾ対応イヤホンの原点モデル「EHP-CH2000/1000シリーズ」を進化させた2製品「EHP-CH2010A/1010Aシリーズ」を2017年1月中旬に発売します。2シリーズともゴールドとホワイトの2色展開で、実売予想価格はEHP-CH2010Aが9980円前後、EHP-CH1010Aが7980円前後(いずれも税抜)。
本機は、音の細部まで繊細に再現することができる、ハイレゾ音源に対応したエレコムのハイレゾイヤホンの原点モデル「EHP-CH2000/1000シリーズ」の後継モデル。CH2010A/1010Aとも、ドライバー、ボールピース、マグネットを同軸上に配置する音孔構造「Magnetic Turbo Axialy Port」を採用。Magnetic Turbo Axialy Portは、大口径化された前置マグネットによって、スムーズでストレートな音道を実現するほか、低域から高域までスムーズなレスポンスと広く正確な音場を可能にします。
EHP-CH2010Aは、12.5mmのダイナミックドライバーを採用し、ラジアル構造のリブを設けた高剛性振動板を採用することで、振動膜の変形、分割振動、ローリングなどの異常振動を防止。これにより強化されたドライブ力に対し、歪みの少ないリニアな出力特性を実現しています。前置ネオジムマグネットも従来モデルの6.0mmから11.0mmに大口径化することで、ボイスコイル部の磁束密度をさらに高め、ダイヤフラムの振動スピードを加速させてドライブ力を強化し、より力強い豊かな低音を実現します。
さらに、軽量なCCAWボイスコイルを採用したことで振動のレスポンスが向上し、よりワイドレンジでクリアな音質を再生可能です。
EHP-CH1010Aは、9.8mm径のダイナミックドライバーを採用し、さらに前置ネオジムマグネットも従来モデルの4.8mmから9.4mmに大口径化し、ボイスコイル部の磁束密度をさらに高め、ダイヤフラムの振動スピードを加速させドライブ力を強化し、EHP-CH2010Aシリーズ同様、迫力のある低音と繊細な中高音を再現します。
両機種とも、イヤーキャップは内外で硬度を変え、装着時の奥行き2段階調整機構を装備することで、よりフィット感と密閉性を高めています。プラグは金メッキL型プラグを採用し、コードには絡みにくく耐久性に優れたエラストマー素材を使用。また、コード長の調整などに便利なコードキーパーや、ヘッドホンを収納するポーチも付属します。コードには、収納時のヘッドホンのからまりなどを防ぐスライダー付き。
ベストセラーとなったシリーズの後継モデルだけに、注目したいイヤホンのひとつといえそうですね。
【SPEC】
<EHP-CH2010Aシリーズ>
●インピーダンス:16Ω●音圧感度:106dB/mW●最大許容入力:100mW●再生周波数帯域:5Hz~45kHz●プラグ形状:φ3.5㎜3極ミニプラグ(L型)●コード長:1.2m(Y型)●質量:約16g(コードを含まず)●付属品:イヤーキャップ(S/M/L)、コードキーパー、ポーチ
<EHP-CH1010Aシリーズ>
●インピーダンス:16Ω●音圧感度:105dB/mW●最大許容入力:100mW●再生周波数帯域:5Hz~45kHz●プラグ形状:φ3.5㎜3極ミニプラグ(L型)●コード長:1.2m(Y型)●質量:約12g(コードを含まず)付属品:イヤーキャップ(S/M/L)、コードキーパー、ポーチ