本・書籍
2017/8/19 17:30

不倫ラッシュな今だから知っておきたい、夫婦の絆を深める3つの方法

毎週のように誰かしらの不倫が報道されている芸能界。ワイドショーをネタに、ガヤガヤ言うのは楽しいですが、いざ自分のパートナーが不倫してたら!? テレビに向かうのと同じように冷静でいられるはずがありません。

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そこで今回は、こんな時だからこそ知っておきたい夫婦のあり方について考えます。それぞれのご家庭ルールがあると思いますが、基本的な男と女の性質を理解し、夫婦の絆を深めて、不満の少ない円満な夫婦生活をおくる秘訣をご紹介します! すでにパートナーがいる方、これから結婚する方、運命の人に思いをはせる方、全ての人に知ってもらいたい~!

 

旦那さんは、仲直りの最後に「俺の方こそ悪かった」の一言を

どこの家庭にでも必ずはある、夫婦喧嘩。原因が両方にある場合は仲直りしにくいですよね。

 

私も喧嘩の「沈黙タイム」が続くのが嫌なので、「あっ、ごめん~」とあっけらかんとした態度で終息に向かわせます。しかし、振り返ってみると旦那から謝罪されることってあんまりない・・・なぜだっ! と思っていると、『妻の相談に乗ってはいけない』(織田隼人・著/学研プラス・刊)にこんな一文が。

 

女性は部分的に謝罪をし、男性は全面的に謝罪をします。だから女性は謝ることに抵抗が薄く、男性は謝ることに激しく抵抗するのです。

(「妻の相談に乗ってはいけない」より引用)

 

女性は「喧嘩の原因は全て私にあります、ごめんなさい」と謝っているのではなく、「○○○って言い過ぎた、ごめん」とか「叩いてごめん」と部分的に謝っているので、悪いと思っていなくても(笑)、さらっと「ごめん」が言えます。女性のみなさん、さっさと謝ってしまいましょう!

 

なかなか謝りにくいと思っている男性は、謝られたことに対して「そうだ! 俺が正しいんだろ!」と偉そうにするのではなく、原因は自分じゃないと思っていても「俺の方こそ悪かった」の一言を添えましょう。明らかに自分が悪いのに、謝らないは許しませんけどねっ!

 

『妻の相談に乗ってはいけない』には、仲直りの成功・失敗例も掲載されているので、現在喧嘩中の方は読んでみるのがオススメです。

 

奥さんは、旦那さんの悩みに首を突っ込まない

家に帰ってきても元気のない旦那さん。お仕事で悩んでいるのかな~と思って「どうしたの?」と聞いても「少し放っておいてくれる?」なんて言われてイライラした方、多いのでは? でもこれは、「お前にはわからないだろう」と突っぱねているのではないらしい・・・。

 

「男は、話すことと考えることを一緒にできない『不器用』な生き物なんだ。考えているときは考えるだけ。話すときには話すだけ。考えを話すときにはいったん立ち止まって何を話すか考えなければならない。だから、悩んでいるときには話すことができなくなるんだ」

(「妻の相談に乗ってはいけない」より引用)

 

女性は喋りながら問題を解決していく傾向にありますが、男性はじっと頭で考えてから言葉に出すんだとか。世間の奥様方、旦那さんが悩んでいる時には「頭の中がフル回転なのね」と少しそっとしておく優しさを持ちましょう。

 

だからと言って、旦那さんはなにも悩みについて伝えないのではNGです。悩みが解決したら奥さんに話すようにしましょう。そうすることで「私に悩みを話してくれた」と信頼関係が構築できるようになります。

 

逆に女性から男性へ「相談したいんだけど~」と持ちかけてくるのは、ほぼ愚痴を言いたい時ですので、アドバイス等は必要ありません。ただただ聞いてもらえればOKです!

 

仲良しでも地雷はある! 不満はしっかり「見える化」しよう

いやいや、私たち夫婦は仲良しだから何の問題もないわ! と油断している人もいるかもしれませんが、いくら仲良しでも気がつかないうちに相手の地雷を踏んでしまっていることがあります。「こいつは○○だから~」と相手のことは全て分かっているつもりになっている人は、不満が溜まって熟年離婚なんてことも・・・危険ですぞ! お互いどんな言葉が地雷になるのか知っておきましょう。

 

男性は、自分自身の自己価値を「自分がやってきた行動」と結びつけるので、その「結果」を否定されると傷つくのです。

(中略)

女性が傷つく言葉は、「気持ちを否定される言葉」です。

(「妻の相談に乗ってはいけない」より引用)

 

細かく言うと、男性に向かって「なんでできないかな~」「もっと稼げないのかね?」なんてことを言うと立ち直れなくなります。女性は「絶対ムリだからw」「考え方がいつも甘いんだよ!」と夫婦漫才でもするかのようなツッコミをされるとへこみます。お互いに、顔で笑って心で泣いてなんてことになっているかもしれませんよ!

 

そして地雷を踏まれたら、「悲しい」「いやだ」など不満をしっかり伝えましょう。

 

密接な関係だからこそ、一番近くにいる人だからこそ、お互いに嘘をつかないことが一番です。コソコソと衝突を避けるようでは、いつ爆発するかわかりません。夫婦生活も仕事と同じように「見える化」して、一度の人生ですから、夫婦で家族でいろんな危機を乗り越えて、いいプロジェクトに仕上げていこうじゃありませんか!

 

なんか最近会話が少ないな~と感じる方は、5分だけでも夫婦で向き合ってみてはいかがでしょうか? コンビニでお菓子を買っていくと喜びますよ(笑)。

 

(文:つるたちかこ)

 

【著書紹介】

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妻の相談に乗ってはいけない

著者:織田隼人

出版社:学研プラス

「妻の相談に乗ってはいけない」「妻に心から詫びてようと思ってはいけない」など、一見、逆説的に聞こえる教訓の中に、夫婦が仲良く暮らすためのコツと戦略が隠されている!既婚の男性読者は必読、未婚者も、女性読者にも役立つ、心理テクニック。

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