ボリュームアップにも
ちなみに私は食べ盛りの子どもがいるので、料理にボリュームを出すためにしばしばもやしを投入する。肉野菜炒めに入れるのはもちろん、鍋料理にも焼きそばにもサラダにも放り込む。量は増えるので子どもたちからも文句が出ないし、本当に助かっている。
私が最近ハマっているのは「もやしと豆苗のベーコン炒め」だ。もやしと豆苗というボリュームある2つをフライパンに入れ、少量のベーコンで炒め、最後に少し醤油をかけると、とてもおいしい。あっという間にできるので、急いでいるときに良く作っている。
ピンチの時のもやし
昔から、金欠になった人が「もやしばかり食べてる」などと、貧しさを自嘲気味に語るものだけれど、こんなにおいしそうなおかずに化けるのなら、もやしもあなどれない。1袋はスーパーで大抵30円前後で売られているので、すごい節約料理になる。
とはいえ、もやしだけではもちろん栄養素が足りない。副菜をもやしで安くするとして、メインに野菜たっぷりの一品を作るなどして、できるだけバランスが取れた食生活を心がけたい。もやしだけの料理に、ほうれん草やじゃがいもなど、家にある食材を足すのもいいだろう。
【書籍紹介】
もやし100レシピ
著者:藤井 恵
発行:学研プラス
人気料理研究家が人気の食材で100レシピを提案する。第1弾は藤井恵さんのもやしレシピ。ハンバーグやぎょうざなどもやしで作る人気おかずから、もやしだけでパッとできるあと1品に役立つおかず、藤井さんの偏愛もやし料理など、もやしの多彩さが満載。
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