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2018/7/31 23:00

「孤独」「退屈」「性的欲求不満」これが鳥の三大ストレスだった!――『小鳥のキモチ Vol.6』

僕は、結構いろいろなペットを飼ってきた。犬、猫、ジャンガリアンハムスター、亀、鈴虫などなど。一番ハマったのは金魚だ。卵を孵したこともある。

 

 

鳥を飼いたい

最近はペットを飼っていない。実はここ数年、飼ってみたいと思っている動物がいる。「鳥」だ。鳥関係は飼ったことがないので、一度一緒に暮らしてみたい。

 

うちの実家には、文鳥の剥製がある。両親が若い頃に飼っていた文鳥だそうだ。とてもなついていて、帰ってくると玄関までお出迎えしてくれたという。死んだとき、母親がどうしても剥製にしたいと言い、文鳥は今も実家のガラスケースの中にいる。

 

そんな話を聞くと、鳥を飼ってみたい欲望がさらに募る。

 

 

鳥が自分の毛をむしる「毛引き」

子どものころ、友だちの家にインコがいた。カラフルなセキセイインコだ。その友だちは、インコ自体はたいへんかわいがっていたのだが、基本的に雑な人間だったようで、手乗りにするために羽根を雑に切っていたのを覚えている。

 

また、なんだか毛が抜けまくって貧相だった。子どもだったので「みすぼらしいインコだな」くらいにしか考えていなかったが、『小鳥のキモチ Vol.6』(ナチュラルライフ編集部・編/学研プラス・刊)を読んでいたら、その原因がわかった。それは「毛引き」だったのだと思う。毛引きは、鳥が自らの毛をむしってしまう行動。結果、毛が抜けてしまい皮膚があらわになってしまう。

 

一般的に毛引きには2種類あるという。精神的なストレスと病気だ。どちらにしてもお医者さんに診せるのが一番。病気ならば投薬などで治癒するが、問題はストレスが原因の場合だ。この場合、鳥のストレスを理解し、その原因を排除しなければならない。

 

 

毛引きの原因、鳥の三大ストレス

鳥のストレスは大別すると3つあるようだ。「孤独」「退屈」「性的欲求不満」だ。

 

鳥は本来、群れで生きているもの。そのため単独飼いの場合、飼い主が遊んであげられないとストレスが溜まるらしい。

 

また、野性の鳥は餌探しやパートナー探し、そして子育てなどで忙しく退屈を感じることが少ない。一方ペットの鳥は恵まれた環境にいるため、やることがないと退屈を感じ、それがストレスになるようだ。

 

最後の「性的欲求不満」は避けられない問題。定期的に訪れる発情期ならば問題ないが、退屈な上、飼育環境(適温や豊富な餌)に恵まれていると発情する機会が多くなり、それがストレスになる。

 

 

鳥に愛情を注ぐことが最大の予防策

これらのストレスを解消するには「行動修正」が必要だということだ。

毛引きは飼い主さんの状況と鳥さんの状況が掛け合わさって、引き起こされる結果の現象だとイメージしてみてください。その結果を変えるには、飼い主さんか鳥さんのどちらかの状況や行動を変えればよいということになります。

『小鳥のキモチ Vol.6』より引用

本書では7つのステップが紹介されている。ざっと紹介すると以下のようなものだ。

 

STEP1 食事改善・生活改善
STEP2 環境・状況改善
STEP3 目標を与える
STEP4 新たな学習
STEP5 脳の血流改善
STEP6 薬物療法
STEP7 エリザベスカラー

 

どうやら、毛引きは鳥にとっては深刻な問題のようで、治療には根気が必要なよう。一番いいのは、鳥にストレスを与えないように配慮することだが、もし毛引きをしているようなら、まずは鳥を孤独にせず、かまってあげることから始めるのがいいようだ。

鳥を幸せにするにはどうしたらいいかを常に考えるのが重要です。毛引きがそのことを考える、よいきっかけになるかもしれません。

『小鳥のキモチ Vol.6』より引用

 

愛情を持って育てること。それが毛引きの一番の予防策だ。

 

 

【書籍紹介】

小鳥のキモチ Vol.6

著者:ナチュラルライフ編集部
発行:学研プラス

小鳥の飼い主が、小鳥とコミュニケーションをとって、もっと仲良く幸せに暮らすための本。小鳥との暮らし実例のほか、飼い方、グッズ、イベントや鳥カフェなどのおでかけ情報が盛りだくさん。この一冊で、小鳥との暮らしが楽しくなること間違いなし!

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