本・書籍
2019/1/10 6:00

話題の『まぜ単』で、英語嫌いな人生を change できるかも!

 

最近、じわじわと人気になっている『まぜ単』(船登 惟希・著、スティーブン リッチモンド・監修/学研プラス・刊)をご存知ですか?

 

LINEスタンプ等でも人気のイラストレーター「わかる」さんのゆるくて可愛いイラストと、ルー大柴さんになったような気分で楽しく英単語の勉強ができるこの本が、学生だけでなく大人にとっても楽しい英語本だとじわじわと人気になっているというのです。

 

年が明けて「今年は英語を頑張りたい!」と思っている方もいるかもしれませんね。今回はそんな方だけでなく、センター試験のラストの追い込みをちょっと気分上げて頑張りたいという学生さん、英語嫌いなお子さんに悩んでいるという親御さんなどなど、幅広い人になぜ『まぜ単』がオススメなのか、その理由をご紹介させていただきます。

 

 

1600語も掲載されていて、ボリューム満点

『まぜ単』には、英単語帳で収録回数が多い1600語もの英単語が掲載されています。また、ただ単語が羅列されているだけではなく、7つのカテゴリにわけて掲載されているので、そのときの自分のテンションに合わせて読むことができます。目次をちょっとご紹介しておきますね。

 

1.確実に覚えておきたい英単語

2.授業を理解するのに最低限必要な英単語I

3.授業を理解するのに最低限必要な英単語II

4.定期テストで上位を取る人が覚えている英単語I

5.定期テストで上位を取る人が覚えている英単語II

6.受験準備に必要な英単語

7.入試によく出る難しい英単語

 

今まさに入試勉強中! という方は「7.入試によく出る難しい英単語」から始めるといいかもしれません。また、高校生向け、大学生向け、大人向けというような年齢での区切りが特にないので、誰でも楽しめます。

 

それにこの本は他の英語本とは違い、とにかくゆるいテンションなので勉強している気がまるでしません。私も何回か読んでみたのですが、英語を勉強しているというよりもネタ本を読んでいるような感覚でした。子どもに大ウケした『うんこかん字ドリル』と雰囲気は似ているかもしれませんね。

 

 

1600語もあるけど、面白いから忘れられない

実際にどんなものが使われているか、ここでちょっとご紹介していきましょう!

 

父は事業に失敗し, 多額の debt(借金)を背負った。

My father had a huge debt after his business failed.

(『まぜ単』より引用)

 

すごい切ない! 借金を英語で言うと? と言われてもパッと出てきませんが、こういう文章で教えてもらえるとどんどん覚えられると思いませんか? 必死こいて単語帳でひとつひとつ覚えていくのがばかばかしくなっちゃいますよね(笑)

 

こうやって日本語と英単語が混ざり合った「まぜ文」で覚えると、勝手に頭の中で事業に失敗したお父さんが思い浮かんできて「debt=借金」というのが思い出しやすくなるんですよね。

 

では、勝手に頭の中に映像が思い浮かんでくる楽しい文章をいくつかご紹介します。

 

ゲームばかりする兄は typical(典型的)なオタクだ。

My brother is a typical nerd – all he does is play video games.

 

友だちは私に1万円を owe(〜に借りがある) している

My friend owes me 10,000 yen.

 

恋でもしてるの? 最近 sigh(ため息をつく) することが多いよ。

Are you in love or something ? You sigh a lot lately.

 

人々はいまだにマイケル・ジャクソンの死を lament(〜を悲しむ)している

People still lament the death of Michael Jackson.

(『まぜ単』より引用)

 

全部で5つご紹介しましたが、イメージが浮かんできませんか? もしかしたら「ルー大柴さんになったような気分だな」と思った方もいるかもしれませんが、こういう文章がたくさん掲載されているので、勉強しているというよりも次はどんな面白い表現があるのかな? と読み進めるのが楽しみになってくるのです。

 

 

日常生活で使い始めたらもっと面白い……かも?

この『まぜ単』は、読むよりも日常生活で使っていく方がさらに効果的に学習できると思います。掲載されているものを真似して使うところから始めるのが良いかと思いますが、慣れてくると「あ〜夕飯の dish を wash するの forget してたわ〜」と単語をmixして会話できるようになってきます。

 

いやいや、それなら全部英語で話そうよ! と思うかもしれませんが、徐々にできればいいじゃないですか! 勉強と言うと、一度に全てをマスターしなければという人がいるかもしれませんが、ちょっとずつで良いんだよな、人間だもの。くらいな気持ちで取り組むと日常生活でも使えるようになってくると思うのです。

 

まずは『まぜ単』を read してみるところから、英語の study を start しませんか?(ちょっと強引ですね(笑))

 

 

【書籍紹介】

まぜ単

著者:船登 惟希(著)、スティーブン リッチモンド(監)
発行:学研プラス

「合格のためならどんなsacrificeも払う」のように日本語の中に英単語まぜて覚える、変わり種の単語帳が登場! 英単語の意味を想起しやすい例文と、人気イラストレーター・わかるさんのゆるかわいいウサギで、楽しく学習が続けられます。2冊目の単語帳として手元に置いて、ぜひ記憶に残りづらい単語を本書で覚えてみてください。赤フィルター付き。

楽天ブックスで詳しく見る
Amazonで詳しく見る