Web、メディア、デザイン、ブランディングを総合的に制作・ディレクションする「RIDE MEDIA&DESIGN」の酒井新悟さんの新著「ビジネスの課題は編集視点でみてみよう」(マイナビ出版)の刊行を記念して、中目黒蔦屋書店にて「編集視点を持った文章術オンライン講座 〜様々なビジネスパーソンの基礎能力アップ〜」が開催されます。
そんな同講座にて、弊社取締役・松井謙介が、講師として参加。松井は、GetNavi編集長、統括編集長を長く務め、現在はGetNaviプロデューサーとして、新製品・サービスの紹介や解説に留まらない情報発信を行っています。
なんで、GetNaviチームが「文章術?」と思った方。少し説明させてください。雑誌版GetNaviは創刊から20年以上経つ紙と電子のマガジンで、新商品や新サービスの紹介/レビュー/比較を毎月お届けしています。
ウェブの時代になっても情報量の多さはひとつのウリですが、誌幅の関係もあって、ひとつひとつの説明文を極力コンパクトにしています。文字数にして40文字〜80文字。40文字といえば短歌に近い文字数。無駄な情報はなるべく省き、でも、読者のためになる情報を盛り込まないといけません。縦組みで入る本文も300文字程度。原稿用紙1枚にも満たない分量です。しかも、最近の機能名やキーワードは横文字が多い! iPhone 12 Pro Maxと入れただけで1行を使ってしまいます。
というわけで、GetNaviチームも文章術に関しては一家言あり。数ある情報を集めて、取捨選択し、エッセンスをわかりやすい形にして伝える。こんな風にいうと文章能力だけではなく、ビジネス的にも役立ちそうな気がしてきたでしょ?
講座の概要は?
講座は文章術のメソッドを概念で学び、その知識をワークショップで活かせる、前編後編全2回完結となっており、Zoomミーティング機能を使用して配信されます。前編は『文章力向上は、「収集・分析・企画・制作」が基本となる』をテーマに、文書術を「収集・分析・企画・制作」といったフレームワークを用いて概念的に学べます。10月27日19時~20時30分開催。
後編は11月10日19時~20時30分開催で、『身近なテーマを題材に短い文章を書いてみよう』というテーマのもと、任意で500~1000字の文章を提出し、それを題材にワークショップを行ないます。オンライン講座ですが、一方的な視聴スタイルではなく、講師に質問などのコミュニケーションも可能です。
同講座では、なぜ印象に残る文書が書けるのか、事実を述べた文書と感情を加えた文章の違い、文章だけではなくアイデンティティを表す文体についてや、文章術だけでなく物事の捉え方などを加味した編集力も学べます。固い内容のように見えますが、笑いあり涙ありで楽しく解説していくはず!
オンラインチケットは3500円で、オンラインチケットと「ビジネスの課題は編集視点でみてみよう」がセットになったチケットは5400円(送料込)。どちらもPeatixにて発売中です。イベントの概要は、中目黒蔦屋書店の告知ページを参照ください。
GetNaviチームとしては(おそらく)初となる、家電でもデジタルでも文房具でもない文章術をテーマにしたイベント。紙、電子、ウェブのコンテンツクリエーションに興味のある方はぜひご参加ください!