本・書籍
2022/5/31 21:45

『ポプテピピック』でおなじみ大山ぶくぶ先生のおしゃれ道を極める(?)絵日記『大川ぶくぶのお日記させていただく。』

大川ぶくぶという漫画家を知っているだろうか。代表作はテレビアニメにもなった、あの狂気をはらんだ『ポプテピピック』だ。その大川ぶくぶが、祥伝社の『フィールヤング』で連載している漫画を単行本化したのが『大川ぶくぶのお日記させていただく。』(大川ぶくぶ・著/祥伝社・刊)だ。

レディコミの異色の連載が単行本化

大人の女性が読むレディースコミックに、絵柄こそかわいいもの過激で不条理な『ポプテピピック』の作者が漫画を描いているのに違和感を覚えたが、内容のほうは基本的に(特の女性向けの)流行に疎い大川ぶくぶが、さまざまなキラキラスポットに体当たり取材するというもの。

 

東京・豊洲にあるグランピングスポット、ハロウィンの時期に行われる泡パ、パーソナルカラー診断にメンズメイク、プラネタリムなどなど、およそ男性が一人で行きそうにもないところに行き、その模様をおもしろおかしく漫画化している。正直、あまり頭を使えずに読めるので、ちょっとした息抜きにちょうどいい。

 

1年中いちご狩りができるスポットに行きたい!

やや情報は古いものの、僕のように女性向けの流行にうとい人にとっては割と有用な情報も得られる。本書を読んで一番行きたいなと思ったのが、いちご狩り。横浜にある「東京ストロベリーパーク」というところが、1年中いちご狩りができるというのだ。

 

僕はいちご狩り大好きなのだが、毎年2月くらいになると「いちご狩り行こう」と思いつつ、気がついたら6月くらいになっていることが続いているので(今年も行き忘れた…)、1年中いちご狩りができるスポットは非常に興味深い。ぜひ行こうと思う。

 

■コロナ禍での苦労が忍ばれる

連載中に新型コロナウイルスが流行。そのため取材に行けない回もある。そんなときは本当に大川ぶくぶの日記にような漫画もあるし、オンラインで行くバーチャル海外旅行ツアーの体験なども行っており、編集部サイドの苦労もうかがえる。

 

それにしても、どんな内容でも適度に(というかかなり)毒がある大川ぶくぶの漫画はおもしろい。バイク好きでバイクを何台も買ったり、クルマの免許を取るために教習所に通い仮免取得の時点でクルマを買ってしまうというのも、なかなか豪胆でおもしろい。

 

とにかく頭を空っぽにして読めるし、たまに有用な情報も得られるので、お時間のあるときに読んでみるといい息抜きになるだろう。

 

なお、この漫画を読み終わったらなんだかポプテピピックのアニメを見返したくなった。でも、あれ見るとちょっと精神状態がおかしくなるような気がするんだよなぁ(好きだけど)。

 

【書籍紹介】

大川ぶくぶのお日記させていただく。

著者:大川ぶくぶ
発行:祥伝社

「ポプテピピック」の大川ぶくぶ、初の女性誌連載が単行本化! フラワーケーキ、メンズメイクにパーソナルカラー診断など、大川ぶくぶが数多のおしゃれ&はじめて体験に挑戦するコミックエッセイ! コロナ禍や日常のあれこれもあわせて大ボリュームの38トピック収録! 巻末には担当ポメの「ポメもお日記させていただく。」収録。

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