本・書籍
2022/7/27 21:30

スパイの夫に殺し屋の妻。そして娘は超能力者。話題のマンガ『SPY×FAMILY』はやっぱりおもしろい!

最近は忙しくて、あまりマンガやアニメを見ていない。リアルタイムで追っているマンガは、『おおきく振りかぶって』(年に1回の単行本を楽しみにしている)、『葬送のフリーレン』と『金色のガッシュ 2』くらいか。

 

そんなすっかりエンタメのトレンドに疎くなってしまった僕だが、最近よく耳にするマンガのタイトルがある。『SPY×FAMILY』(遠藤達哉・著/集英社・刊)だ。アニメもやっているらしく、みんな「おもしろい」と言っている。ということで、電子書籍でマンガのほうを読んでみた。

主人公3人は正体を隠したまま偽装の家族を営む

主人公は、「黄昏」というスパイ。自国を陰ながら救うために暗躍しているが、任務のために子どもを名門小学校に入学させる必要が生じた。そこで幸せな家族を偽装するため、孤児院から6歳の女の子「アーニャ」を引き取り、街のブティックで知り合った市役所勤務の女性「ヨル」を妻に迎え入れ、偽装家族を作り上げる。

 

読み始めたときはハードはスパイものなのかと思っていたが、読み進めるとホームコメディだと気がついた。とにかくゆるい。

 

まず娘のアーニャ。なんと彼女は人の心を読むことができる超能力者。そして妻のヨルは、バリバリの殺し屋。そして2人ともそのことは隠している。スパイである黄昏も、2人には精神科医ということにしているので、3人が3人とも素性を隠しながら、一見幸せそうな家族を演じているというわけだ。

 

登場する女性陣がコスプレ向き

詳しい内容はマンガを読んでもらったほうが早いと思うが、一気に3巻まで読んでみた感想は「こりゃおもしろいや」だ。

 

3人が3人とも素性を隠しているのだが、それぞれの事情で幸せな家族であることが必要だったりしているので、それなりにうまくやっていけている。もちろんちょくちょく黄昏やヨルは任務があったりするし、人の心が読めるアーニャは「ちち」や「はは」が何をしているのか、何を考えているのかはわかっているが、わかっていながらうまく立ち回ったりするものだから(まるでアンジャッシュのすれ違いコントのようだ)、トラブルは起きつつも徐々に本当の家族っぽくなっていくのが、ほのぼのホームコメディ的なノリで、日常系大好きな僕としては楽しくてしょうがない。

 

また、アーニャやヨルがかわいい。『SPY×FAMILY』を読む前から、アーニャやヨルのコスプレをしている人をネットなどでちらほら見かけてはいたのだが、マンガを読んでみて「コスプレしたくなるのわかるなー」と思った。というか、この2人はコスプレしてもらうことを狙ったキャラなのかもしれない。

 

アニメもおもしろいらしい

とりあえず3巻まで読んでみたのだが、これはこれからも読むマンガに決定。どうやら4巻では犬が出てくるらしい(まだ読んでいない)。

 

周囲にリサーチしたところによると、アニメもおもしろいらしい(基本的には原作とほぼ同じようだが)。Amazonプライムビデオで見られるので、こちらも見てみようと思う。

 

さて、4巻も読もうかな。

 

 

【書籍紹介】

 

SPY×FAMILY

著者:遠藤達哉
発行:集英社

名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者! “妻”は暗殺者で!? 互いに正体を隠した仮初め家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!

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