参考書の定番『ひとつひとつシリーズ。』の仕事版『』がついに登場。現代のビジネスマンなら知っておきたい業務に役立つITスキルを丁寧にわかりやすく解説。時短テクニックや整理術をオールカラーでわかりやすく紹介します。
今回は本書より『ITを活用することで何ができるか』について抜粋して紹介していきます。
ITの活用でDXへつなげる
日本は2008年をピークに人口が減少しており、企業では人材不足が叫ばれています。そこで期待されているのがI Tの活用やDXです。業務をデジタル化することで、人材不足の解消、生産性の向上、そして新しいビジネスの創出が可能になると期待され、これに向けた活動が進められています。
DXを実現するには、会社全体で統一した取り組みが必要です。また一足飛びに実現するのは難しいため、3ステップで進めていきます。ステップ1は「データのデジタル化(デジタイゼーション)」です。「これまで手書きだった発注書などの書類をパソコンで作る」など、アナログ情報をデジタル化します。
ステップ2は「業務の流れのデジタル化(デジタライゼーション)」です。データをデジタル化することで、RPAツールによる発注作業の自動化、A IやI oTの活用による工場の生産ラインの完全自動化などが実現できる
ようになります。これらを経て、業務効率化やコスト削減を実現し、新しいビジネスの創出や業務プロセスの再構築などのDXが期待できます。DXの実現には社員の協力が必須なため、DXの重要性を理解し、積極的に取り組んでいきましょう。
■DXへの道
【書籍紹介】
著者:GAKKEN(編)
発行:GAKKEN
参考書の定番『ひとつひとつシリーズ。』の仕事版がついに登場。現代のビジネスマンなら知っておきたい業務に役立つITスキルを丁寧にわかりやすく解説。時短テクニックや整理術をオールカラーでわかりやすく紹介。