会社に属さず、自由に仕事をするフリーランス…憧れたことのある方は多いはずです。そう、本原稿を書いている筆者もフリーランスですが、フリーへの憧れを抱く諸氏に伝えたいことがあります。
フリーランスは孤独である。
出勤時間がなく、家で仕事ができる…のは、やりはじめのうちこそ確かに快感なのですが、徐々に一人で仕事をしているのが苦痛になってきます。仕事仲間が身近にいないというのは、それはそれでしんどいのです。働き方を自由に決められるフリーランスだからこそ、”職場環境”の重要さを思い知っています。
フリーランスたちがまとまって、共に働ければいいのに……そんな思いを持つ筆者垂涎の場所が、12月、オシャレタウン恵比寿にオープンしました。”働き方解放区”をキャッチコピーとするコワーキングスペース・co-ba EBISUです。
バーエリアまで併設した、”街のようなコワーキングスペース”
co-baは、株式会社tsukurubaが運営するコワーキングスペース。2011年にオープンしたco-ba SHIBUYAを皮切りに、全国でコワーキングスペースを運営しています。2013年からはフランチャイズとして”暖簾分け”を開始し、いまや全国で22拠点。鳥取には、一棟丸ごと廃校を活用した、スペースもあり、独自の働き方改革を幅広く提案しています。
2018年には、渋谷神南に、スタートアップに特化したco-ba JINNANをオープン。コワーキングスペースが少なかった時代から、働き方改革を引っ張ってきたのがco-baなのです。
今回オープンするco-ba EBISUは、480坪の広い空間に、通常のワークスペースはもちろん、コミュニケーションエリア、集中エリア、カフェエリア、バーエリアなどを完備。名刺交換で終わらない会員同士のコミュニケーションを提供する場を体現しています。
なんと居住も可能! 働くと住むが一体になった空間
様々な人が行き交う”街のようなワーキングスペース”には、なんとリビングや居住スペースまで用意されています。ここに住めば、まさに”ご近所さん”として、仕事仲間と接することができるのです。
様々な面からの”働きやすさ”を備えたco-ba EBISUには、”働き方解放区”のキャッチコピー通り、好きな働き方を自分で創り出せる環境が整っています。このスペースを創り出したtsukurubaの創業者・中村さんも、なんと新たなスタートアップを立ち上げこのco-ba EBISUに入居するそう。このスペースでの働きやすさは、社長の”お墨付き”です。
利用プランには、24時間365日co-ba EBISUを使い倒せるEverydayプランのほか、平日の夜と週末の利用が可能なNigit & Weekendプラン、毎日6:00-10:00の朝活ニーズに応えるEarly Birdプランもあり、フリーランスだけでなく、パラレルワークに励む会社員の利用も見込んでいます。
12月12日には内覧会・オープニングパーティが開催され、筆者もその空間を肌で感じてきましたが、感想はただひとつ「いますぐここで働きたい」。現住所が決して恵比寿に近くないため、筆者の利用はまだ当分先になりそうですが、co-ba EBISUが令和時代を象徴するワークスタイル発信地となるのはどうやら間違いなさそうです。
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