給付金での高額な買い物はもちろん、普段使いでもトクできる!
給付金10万円での買い物は、カード決済時のポイント還元も大きい。そこで「ネット通販」と「リアル店舗」それぞれの買い物に最適な3枚をセレクト。使い道に合ったトクするカードを選ぼう!
※こちらの記事は「GetNavi」 2020年9月号に掲載された記事を再編集したものです。
私がオススメします!
メインクレカはココで選べ!
メインで使うクレジットカードを選ぶ際、基準となる条件を岩田さんに聞いた。特にいまは非接触決済対応がマストだという。これらの条件を基に、自分に最も適した1枚を見つけてほしい。
【ポイント1】ポイント還元率と使い勝手の良さ
基本のポイント還元率に加え、自分がよく利用するネット通販/リアル店舗での還元率が高いかを確認しよう。さらに、貯めたポイントが面倒な交換手続きなしで使えるかも重要だ。
【ポイント2】非接触決済に対応している
電子マネーやQRコード決済対応のクレジットカードなら、暗証番号入力も必要なく端末にかざすだけで支払い完了。店員にカードを渡さなくて済むので、セキュリティ面でも衛生面でも安心だ。
【ポイント3】付帯保険が充実している
カードで買った商品が破損や盗難などに遭った場合、被害額を補償する「ショッピング保険」付きカードだと安心。カードの不正利用による被害を補償してくれるカードならベストだ。
ネット通販でおトクなクレカ
ネット通販好きなら、特定の通販サイトでの買い物で還元率が高いカードが狙い目。系列ポイントサイトの経由などで還元率が上がる場合もあるため、大いに活用したい。
<その1>Amazonでの買い物なら還元率が驚きの2.5%!
三井住友カード
Amazon Mastercard ゴールド
Amazon.co.jpでの買い物で2.5%のポイント還元が受けられるカード。獲得したAmazonポイントは自動的にアカウントに加算、以降の買い物に使える。最大5000万円の海外・国内旅行傷害保険、最高300万円のショッピング補償も付帯。
●年会費:1万1000円
●国際ブランド:Mastercard
ポイント還元率:Amazonポイント1%〜
対応する非接触決済:iD
主な付帯保険:ショッピング補償、海外・国内旅行傷害保険
[ココが強い!]
「Amazon.co.jpのヘビーユーザーに還元率2.5%は破格。年会費無料で還元率1.5%のAmazon Mastercard クラシックと比べても、メインカードとして使えば簡単に年会費の元が取れます」(岩田さん)
【こんな使い方も便利!】追加料金なしでAmazonプライム特典を使える!
同カードユーザーならAmazonプライム特典を追加の会費不要で使い放題。お急ぎ便の配送料無料、Prime Videoの会員特典対象コンテンツの視聴などのサービスを利用できる。
<その2>楽天市場での買い物に使うと5%ポイント還元!
楽天カード
楽天ゴールドカード
楽天市場の買い物で還元率が楽天カードの+2%の5%に。カード利用額は最高200万円で、貯まったポイントは楽天市場の買い物や街の加盟店でも使える。国内空港ラウンジや一部の海外空港ラウンジを年に2回まで無料で利用可。
●年会費:2200円
●国際ブランド:Mastercard、Visa、JCB
ポイント還元率:楽天ポイント1%〜
対応する非接触決済:楽天Edy
主な付帯保険:海外旅行傷害保険
[ココが強い!]
「楽天市場ユーザーなら5%の還元率は見逃せません。『おサイフケータイ』機能搭載のAndroid端末の楽天ペイ上でSuicaが利用可能になり(※1)、同カードでのSuicaチャージでもポイントが付きます」(岩田さん)
※1:「おサイフケータイ」は株式会社NTTドコモの登録商標です。Androidは Google LLC. の商標です
<その3>入会後3か月は2%還元! Amazon利用にも活躍
ジェーシービー
JCB CARD W
39歳以下のみ申し込めるカード(入会後は40歳を超えても年会費無料で利用可)。還元率は1%で、常にJCB一般カードの2倍のポイントを付与。入会後3か月は還元率がさらに2倍に。貯めたポイントは各社のポイントやマイルに交換できる。
●年会費:無料
●国際ブランド:JCB
ポイント還元率:Oki Dokiポイント1%〜
対応する非接触決済:QUICPay
主な付帯保険:海外旅行傷害保険
[ココが強い!]
「JCB優待店のAmazonで買い物するとポイント3倍で還元率1.5%。JCB運営のOkiDokiランド経由でAmazonを使うと還元率は計2%になり、年会費無料のカードではおトク度最強になります」(岩田さん)
リアル店舗でおトクなクレカ
街なかの店舗での買い物に使うカードは、多くの店で利用できてポイント還元率も高いものを推奨。還元率1%以上が狙い目です。ポイントの使いやすさ、非接触決済対応も重視しよう。
<その1>3種類の電子マネーが使えてポイント還元率も高い!
オリエントコーポレーション
Orico Card THE GOLD PRIME
iD、QUICPay、Mastercardコンタクトレスと3種の電子マネーに対応。基本の還元率は1%で、決済方法によっては特別加算で還元率がアップする。旅行傷害保険は海外・国内ともに最高5000万円。家族カードは3人まで年会費が無料だ。
●年会費:1万1000円(初年度年会費無料〈※2〉)
●国際ブランド:Mastercard
※2:ウェブ申し込み限定
ポイント還元率:オリコポイント1%〜
対応する非接触決済:iD、QUICPay、Mastercardコンタクトレス
主な付帯保険:海外・国内旅行傷害保険、ショッピングガード
[ココが強い!]
「リアル店舗で使う場合、iD、QUICPayなら特別加算が付いて還元率1.5%。ちなみにネット通販の場合も、オリコモール経由にすると特別加算が付いて2.5%の還元率になります」(岩田さん)
【こんな使い方も便利!】高速のWi-Fiサービスを無料で使える!
高速Wi-Fiサービス「Boingo」を付帯。世界100万か所以上のWi-Fiホットスポットを機器4台まで無料で使える。ホットスポットは専用アプリで検索可。
<その2>ビックカメラでの利用とSuicaチャージがおトク
ビューカード
ビックカメラSuicaカード
ビックカメラでの買い物で、現金払いと同じ10%のビックポイントが貯まるカード。通常の買い物でもビックポイントとJRE POINTが0.5%ぶんずつポイント還元される。Suicaチャージや定期券購入でも1.5%ポイント還元。
●年会費:524円(初年度無料。年1回の利用で次年度無料)
●国際ブランド:Visa、JCB
ポイント還元率:1%(ビックポイント0.5%+JRE POINT0.5%)〜
対応する非接触決済:Suica
主な付帯保険:海外・国内旅行傷害保険
[ココが強い!]
「ビックカメラでの買い物を、クレジット機能を使ってチャージしたSuicaで払えば、ビックポイント10%ぶんに加え、JRE POINTも1.5%ぶん獲得。合計11.5%の高還元率になります」(岩田さん)
<その3>入会から最長3か月の買い物でポイント10倍付与!
三菱UFJ銀行
スーパーICカード TOKYU POINT PASMO「三菱UFJ-VISA ゴールド」
クレカ&キャッシュカード機能にPASMO機能まで付いたカード。TOKYU POINT加盟店で使うと、三菱UFJポイントとTOKYU POINTがダブルで貯まる(※3)。貯まった三菱UFJポイントはクレカ決済口座にキャッシュバックできる。
●年会費:1万1000円(ショッピング利用年間100万円以上で次年度無料)
●国際ブランド:Visa
※3:ポイント還元率は各0.5%で合計1%
ポイント還元率:三菱UFJポイント0.5%(+TOKYU POINTサービス機能付き)
対応する非接触決済:PASMO
主な付帯保険:海外旅行傷害保険、ショッピングセイバー
[ココが強い!]
「入会日から翌々月末日までの利用でポイント10倍(※4)。この期間に給付金10万円を使えば、5000円相当のポイントがもらえます。年間100万円以上使えば年会費が無料なのも見逃せません」(岩田さん)
※4:カードを新規申し込みのうえ入会月の翌々月末日までに「キャンペーン登録」を行うことが条件。詳しい条件などは三菱UFJ銀行のHPをご確認ください