受注データや会員名簿などデータ数が多いと、ついやってしまいがちなのが“データの重複入力”でしょう。重複に気付いても、あとから探すのは大変です。そんなとき、「重複の削除」を使えば一瞬で重複データを削除できます。重複する内容の有無を確認する場合は、COUNTIF関数を使います。今回は、重複データをチェックし削除するワザを紹介します。
重複データを削除する
表内の重複データを削除するには、「重複の削除」を使います。
「重複の削除」画面が表示されます。
重複データがあると確認画面が表示されます。
一番目のデータを除き、重複データが削除されます。
重複する内容をチェックする
重複する内容の有無をチェックするには、COUNTIF関数で同じ内容が複数ある場合に「重複あり」と表示させましょう。「 =IF(COUNTIF(A:A,A2)>1、”重複あり”,””)」と入力すると、A列(A:A)にセルA2と同じ内容がある数を調べ、複数(>1)の場合は「重複あり」を、そうでない場合は空白(””)を表示します。
重複データのチェックはデータ管理に必須なテクニックです。ぜひ覚えて活用してみましょう。