ソニーの広角ズームが首位発進！ レンズ売れ筋トップ10に新モデル3本が初登場【ヨドバシカメラ売れ筋ランキング】

ヨドバシカメラ売れ筋ベストテン「デジタル一眼カメラ用交換レンズ」2023年9月下期ランキング

ショッピングサイト「ヨドバシ・ドット・コム」と全国24店舗のヨドバシカメラでの売上を集計した9月下期の「デジタル一眼カメラ用交換レンズ」ランキング。対象期間は、2023年9月16日～9月30日。

1位はソニー「FE 16-35mm F2.8 GM II」。9月22日発売のニューモデルが初登場で首位に立った。2位はタムロン「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」(Zマウント) で、こちらも9月21日発売のニューモデルだ。3位はキヤノン「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」という結果になっている。

メーカー別ではキヤノンとソニーがそれぞれ3機種ずつ。ニコンが2機種でこれに続き、タムロン、富士フイルムがそれぞれ1機種ずつランクインしている。今回は1位のソニー「FE 16-35mm F2.8 GM II」を含めて、ニューモデル3機種がトップ10入りを果たした。

■ソニー「FE 16-35mm F2.8 GM II」が首位発進

1位は9月22日発売のソニー「FE 16-35mm F2.8 GM II」。世界最小・最軽量のレンズボディに高い解像性能を搭載した第2世代の大口径広角ズームレンズが初登場でトップに立った。6位の「FE 70-200mm F4 Macro G OSS II」、8位の「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」と、いずれも第2世代のモデル。ソニー第2世代レンズの快進撃はまだまだ続きそうだ。

■タムロンのZマウントレンズが初登場2位

2位はタムロン「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」(Zマウント)。9月21日発売で、こちらも初登場。タムロンZマウントシリーズの第2弾となる大口径ズームレンズだ。ニコンユーザーにとっても待望のレンズということだろう。2位からのスタートだが、次回は首位を奪えるのか、注目だ。前回5位のタムロン「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」(Eマウント) はランク外となり、このところタムロンのトップ10入りは1機種のみになっている。

■キヤノンの望遠ズーム3機種がトップ10入り

3位のキヤノン「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」は前回と同順位だが、前回6位の「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」は1つ順位をあげて5位へ。前回10位の「RF70-200mm F2.8 L IS USM」も9位にランクアップした。前回8位の「RF24-105mm F4 L IS USM」はランク外となり、前回から1機種減らして3機種ランクインにとどまっている。今回トップ10入りした3機種は、いずれも望遠ズーム。キヤノンの望遠ズーム人気は健在だ。

■前回1位のニコン超望遠ズームは4位へ

4位は、前回1位のニコン「NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR」。初登場の2機種に押し出されるもトップ5内にとどまった。7位には、前々回までの4期連続ランクインから前回ランク外になった「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」が復帰。連続ランクイン記録を再び伸ばせるか、注目していきたい。

■富士フイルム「GF55mmF1.7 R WR」も10位で初登場

10位は富士フイルム「GF55mmF1.7 R WR」。9月29日に発売されたラージフォーマット用の大口径標準レンズだ。35mm判換算44mm相当で、円形に近い11枚羽根絞りをGFレンズで初めて採用した。次回もランクインできるのか、期待したい。

データ集計期間 : 2023年9月16日～9月30日

第1位　ソニー FE 16-35mm F2.8 GM II

第2位　タムロン 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Zマウント)

第3位　キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USM

第4位　ニコン NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR

第5位　キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

第6位　ソニー FE 70-200mm F4 Macro G OSS II

第7位　ニコン NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

第8位　ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

第9位　キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM

第10位　富士フイルム GF55mmF1.7 R WR

協力 : 株式会社ヨドバシカメラ