またまた首位交代！ 新モデルがぞくぞく登場のレンズ売れ筋トップ10【ヨドバシカメラ売れ筋ランキング】

ヨドバシカメラ売れ筋ベストテン「デジタル一眼カメラ用交換レンズ」2023年10月下期ランキング

ショッピングサイト「ヨドバシ・ドット・コム」と全国24店舗のヨドバシカメラでの売上を集計した10月下期の「デジタル一眼カメラ用交換レンズ」ランキング。対象期間は、2023年10月16日～10月31日。

1位は、10月27日に発売されたニコンの超望遠単焦点「NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S」。2位はソニーの大口径標準ズーム「FE 24-70mm F2.8 GM II」、3位はタムロンの高倍率ズーム「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」(Eマウント)。

メーカー別ではソニーが4機種でトップ。ニコン、タムロン、ソニーがそれぞれ2機種ずつの横並びで続いている。今回は新製品ラッシュもあって、トップ10のうち6機種が入れ替わった。

■ニコンの超望遠単焦点が首位発進

1位は、10月27日発売のニコン「NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S。クラス最軽量の1390g (三脚座を除く) に5.5段の手ブレ補正機構を備えた、手持ち撮影が可能な超望遠レンズだ。前回1位の「NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena」は在庫不足のせいかランク外となってしまったが、「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」がひと月ぶりに4位で復帰。トップ5に2機種がランクインした。

■ソニーは広角ズームから望遠ズームまで4機種がランクイン

2位はソニー「FE 24-70mm F2.8 GM II」。前回の6位からジャンプアップして首位に迫る。さらに6位には「FE 20-70mm F4 G」、8位に「FE 16-35mm F2.8 GM II」、9位に「FE 70-200mm F2.8 GM OSS II」と4機種がトップ10入りを果たした。広角から望遠まで幅広いレンジをカバーしながら、世代交代を進めるソニーの戦略が功を奏したかたちだ。

■タムロンの広角ズームが5位に初登場

3位はタムロン「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」(Eマウント)。9月上期以来、ひと月半ぶりの返り咲きとなる。5位には10月19日発売の「17-50mm F/4 Di III VXD」(Eマウント) が初登場した。なお、前回8位に初登場した「70-180mm F/2.8 Di III VC VXD G2」(Eマウント) はランク外。Zマウントシリーズも「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」が前々回2位に登場して以降、姿を見せていない。

■キヤノンの広角ズームは10位でデビュー

7位はキヤノン「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」。前回と同順位だが、前回3位の「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」、前回9位の「RF70-200mm F2.8 L IS USM」、前回10位の「RF24-70mm F2.8 L IS USM」は揃ってランク外となっただけに、トップ10入りを継続できたのは大きな成果だ。そして10位には、10月27日発売の「RF10-20mm F4 L IS STM」が滑り込んできた。焦点距離10mmからという個性的な画角の超広角ズームだけに、今後の動向に注目したい。

データ集計期間 : 2023年10月16日～10月31日

第1位　ニコン NIKKOR Z 600mm f/6.3 VR S

第2位　ソニー FE 24-70mm F2.8 GM II

第3位　タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Eマウント)

第4位　ニコン NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

第5位　タムロン 17-50mm F/4 Di III VXD (Eマウント)

第6位　ソニー FE 20-70mm F4 G

第7位　キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USM

第8位　ソニー FE 16-35mm F2.8 GM II

第9位　ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS II

第10位　キヤノン RF10-20mm F4 L IS STM

協力 : 株式会社ヨドバシカメラ