2016年は薩長同盟150周年!
今年、2016年に誰しも学校で一回は習った歴史上の一大イベントが、アニバーサリーイヤーを迎えています。それは、明治維新の原動力となった「薩長同盟」の締結が150周年を迎えます。薩長同盟とは、慶応2年1月21日(1866年3月7日)に薩摩藩士である小松帯刀の邸宅で締結された軍事同盟なのはご存知の方も多いはず。
坂本龍馬が薩摩藩の西郷隆盛・長州藩の木戸孝允を仲介して締結させた場面は、幕末を描いたドラマでは必ずといっていいほど演じられる名シーンですよね! 昨年のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」での、東山紀之さん(木戸孝允)・伊原剛志さん(坂本龍馬)・宅間孝行さん(西郷隆盛)の緊迫したシーンを覚えている方もいるのではないでしょうか。
実は、薩長同盟締結150周年の記念事業が行われていることはご存知でしょうか? 鹿児島県鹿児島市と山口県萩市は友好交流盟約を締結。両市の相互交流を盛んにすると発表し、ロゴマークを作って記念事業を行っていくとのこと。さらに、鹿児島市と山口市の市立図書館は読書推進運動として“図書館薩長同盟”を展開するなど、150周年を機に、“21世紀の薩長同盟”が次々と生まれています。
そんななか、鹿児島県出水市のホテルウィングインターナショナル出水は驚きの宿泊プランを販売しています。それは、幕末の名士たちが愛した料理や彼らゆかりのお酒を楽しめる、「薩長鍋付き特別プラン」というもの! 一体どんな内容になっているのでしょうか?
西郷隆盛や高杉晋作の愛した味を体験!
この宿泊プラン、最大の目玉が豪華な夕食! 「お客様に楽しくお食事いただき、快適にお泊りいただける“食泊ホテル”を目指す」という、ホテルのスローガンを体現した内容となっています。
気になるメニューの内容はというと……
・お刺身の盛り合わせ
・武骨煮(豚骨の黒糖煮)
この武骨煮、西郷隆盛の大好物だったそうです。味噌・黒砂糖・芋焼酎で骨付き豚肉をじっくり煮込んだ料理です。焼酎のおともとしても、ごはんのおともとしても優秀な逸品!
・鶏の唐揚げ~土佐の塩ポン酢で~
・真鯛の若狭焼き
高杉晋作の通った下関の老舗料亭の名物料理が、この若狭焼き。酒に醤油を合わせたタレをかけてうろこごとこんがりと焼きあげた料理です。
・薩長鍋
鹿児島(薩摩)名物の黒豚と、山口(長州)名物のアンコウをメインの食材に使用し、それらを高知(土佐)名物のかつおだしにくぐらせて食べるという料理。このプランの最大の目玉にして、食材で薩長同盟と再現した、幕末ファン必食のメニューに仕上がっています!
・キビナゴの酢味噌
キビナゴは鹿児島の庶民の味として親しまれています。西郷隆盛や大久保利通など、幕末の薩摩藩士も楽しんでいたキビナゴを酢味噌でさっぱりと堪能できます。
・〆の出水そば
・甘味と宇治抹茶
と、西郷隆盛や高杉晋作など、幕末の英雄にゆかりのある料理を楽しめるプランになっています。どれも簡単に食べられる料理ではないので、ぜひ“食泊”しての体験をオススメします!
維新の志士にちなんだ地酒・焼酎も充実!
さらに、幕末の志士の名前を冠した地酒・焼酎も用意されています。薩摩藩からは西郷隆盛の名を冠した本格芋焼酎「西郷庵」、長州藩からは高杉晋作をイメージして醸造された日本酒「晋作」をラインナップ。さらに、薩長同盟の仲介役・坂本龍馬と縁が深い蔵元である司牡丹の「坂竜飛騰」が楽しめます。これらのお酒は同プランにて1杯無料サービスされるとのこと! 焼酎の飲み比べセット(3種700円)や日本酒の飲み比べセット(3種800円)も取り揃えています。
このプラン、今年の12月30日まで楽しめるので、幕末の英雄にゆかりのある料理と酒に舌鼓を打ち、歴史ロマンを語り合う……そんな旅を満喫されてはいかがでしょうか。
【プラン概要】
・プラン名:薩長同盟150年記念「薩長鍋付き特別プラン」
・料金:1泊2食付(税・サービス料込)
シングル9500円~、ツイン8950円~(2名1室の場合の1名料金)
・期間:2016年3月1日(火)~12月30日(金)まで
・ご予約・お問い合わせ先:0996-63-8111
【ホテル概要】
・ホテル名:ホテルウィングインターナショナル出水
・住所:鹿児島県出水市昭和町48-5
・電話:0996-63-8111
・チェックイン 15:00/チェックアウト 10:00
・客室数:全108室
・公式サイト:http://www.hotelwing.co.jp/izumi/index.html
・交通:JR出水駅より徒歩60秒/鹿児島空港より車で80分
*高さ制限なし・出し入れ自由の無料駐車場完備