さくっと作れるパスタは手軽で満足感もある定番の料理。レパートリーを増やしておくに越したことはありません。そこで今回は、カルディコーヒーファームのパスタに使える食材を紹介。どれも「これさえ使えば食卓がゴージャスになる」という頼もしい食材ばかり。合わせて「アーリオ・オーリオ」(※)をベースとしたカンタンな作り方もガイドし、仕上がりがおいしかった順にランキング形式で紹介します。来客予定がある人、パスタのアレンジがネタ切れになった人も、ぜひ参考にしてみてください!
※アーリオ・オーリオ……オイルソースの一種。オリーブオイルでニンニク(みじん切りまたは薄切り)と鷹の爪を熱し、オイルに風味を移したもの
【第3位】
「キノコの王様」の気品ある山の香りが楽しめる!
T&C
乾燥ポルチーニ 9g
498円(税込)
イタリアを代表するキノコの王様、ポルチーニ茸を乾燥させたもの。豊かな山の香りと旨味がたっぷり乗った食材です。使い方は簡単。まずはぬるま湯に20分程浸して戻します。その後、軽くペーパータオルなどでポルチーニの汚れを取れば準備OK。その後、冷たいフライパンにオリーブオイル、ニンニクの粗みじん切り、鷹の爪を入れてから弱火で火を通し、香りが出てきたら戻した戻した本品を投入。ポルチーニ茸の香芳醇で香ばしい香りを引き出すべく、ゆっくりと炒めてください。
ここに、お好みの具材をプラスしてももちろんOK。筆者はこれに加え、ベーコンとアスパラを使ってみました。火が通ったら、茹で汁少々とポルチーニ茸の戻し汁を入れて、フライパンを揺すりながらオイルを乳化。とろっといい感じになってきたら、あとは茹で上がった麺を入れて絡めるだけ。簡単に香り高いパスタの完成です。力強い食材なので、クリーム系のソースにも合いそうですよ!
【第2位】
あっというまに濃厚リッチなカラスミパスタが完成!
ステファノ・ロッカ
ボッタルガ パウダー1袋20g入り
718円(税込)
ボッタルガは、イタリア産のからすみ(ボラの卵)で、「地中海のキャビア」とも呼ばれています。特にこのサルディーニャ産は、高級食材として知られているのだそう。ねっとりとした舌触り、濃厚な風味は高級食材ならでは。日本のカラスミよりも粒が小さく、パスタにしっかり絡むのが特徴です。
パスタの作り方は本当に簡単。まずは先述のポルチーニ茸パスタと同じ要領で「アーリオオーリオ」を作り、火を止める前にボッタルガパウダーをふりかけて軽く煽る……ただそれだけ。あっという間にリッチなカラスミパスタの完成です。爽やかな海の香り、塩加減とほろ苦さが、白ワインやシャンパンにバッチリ。途中でライムを絞って味の変化を楽しむのもおすすめです。
注意すべきは、ポッタルガが塩漬けなので、塩辛くなりすぎないよう、加減をしながら入れること。 塩加減を薄めにしてたっぷりのパスタを食べるのもよし、濃いめの味付けにして量も50g程度の少なめにし、前菜としてワインと頂くもアリです。
【第1位】
ほろほろ食感の大振りの身がうれしい! 見た目も味も、おもてなしにピッタリ
ビヒランテ
オイルサーディン 120g
265円(税込)
大西洋で獲れた新鮮ないわしをオリーブオイル漬けにしたオイルサーディン。たっぷりとした厚みのある身がごろごろ入っていて、食べ応えは抜群です。オイル漬けですが脂っぽくなく、ほろほろとした素晴らしい食感なので、なるべく素材を生かして調理してくださいね。
こちらも先にご紹介したパスタと作り方は一緒。「アーリオ・オーリオ」に、サーディンを入れて、軽く火を通します。大振りな身を生かすべく、なるべく崩さないようにするのがポイント。最後にトマトとみじん切りのオリーブを入れてください。軽く白ワインを回し入れると、一層香りが良くなりますよ。見た目も味も、おもてなしにピッタリなごちそうパスタの完成です。
なお、本品はパスタに使っても絶品ですが、レモンを絞ってそのままオードブルとして食べても美味しいですし、ピザやサラダのトッピングにしてもよく合います。ワインが飲みたくなる味に仕上がりますよ。
プチ高級食材を使ったおもてなしパスタ3種類、いかがでしたでしょうか。これらの素材を加えるだけで、しっかりとしたおもてなしパスタが出来上がります。自分のために作ってリッチな気分を味わうのもいいですし、来客用としてワインと提供したら、大いに喜んでもらえそうです。今回はアリーオ・オリーオベースでご紹介しましたが、クリームやスープ系などにも合いますので、ぜひ試してみてください。もちろん、サラダやパンに合わせてもOK。色々な料理に使って楽しんでくださいね。