Sweet’sシリーズはエッセル スーパーカップを卒業した世代がターゲット
所長「そもそも、Sweet’sシリーズはどんなコンセプトなのでしょうか」
松野さん「エッセル スーパーカップは130円商品でありながら大容量でたっぷりたっぷり食べられるというのがウリです。そのためメインターゲットが若年層、特に10代となっています。しかし、大人になるとエッセルスーパーカップを卒業されるお客様も見受けられます」
所長「そんなに大容量じゃなくてもよくなってくるということですね」
松野さん「はい。そこで、エッセル スーパーカップを卒業されたお客様に対してスイーツ性を高めた商品を提案し、エッセル スーパーカップというブランドで世代全体をカバーしようというのが大きなコンセプトです」
所長「若い世代だけではなく、もっと大人の世代にもエッセル スーパーカップを食べてもらおうということですね」
松野さん「スイーツ性というところでは、カップアイスではあまりない、複数の層で異なる味わいを楽しんでもらうというのがコンセプトになります」
所長「エッセルスーパーカップは男性が好きというイメージがあります」
松野さん「2016年の12月に第1弾の“苺ショートケーキ”を発売しました。そのときは男性をターゲットにしていたのですが、実際には女性や幅広い年代の方に好評だったので、これはイケるという確信を得られました」
所長「“苺ショートケーキ”が出たときは衝撃的でした。すぐに店頭から消えたので、期間限定の商品かと思っていました」
松野さん「予想以上の売れゆきだったため、生産体制が追いつかず一時休売ということになってしまいました。その後、2017年10月に再発売させていただきました」
所長「期間限定商品ではないんですね」
松野さん「Sweet’sシリーズのなかでの通年販売商品ですね。ぜひ召し上がってみて下さい」
所長「いただきます。蓋を開けると真っ赤なソースが目に飛び込んできます。ブルーベリーチーズケーキを見た後だと派手に見えますね(笑)」
所長「ソースに果肉がしっかり入っていて、おいしいですね。このソースの酸味が全体を引き締めている感じです。あと、アイスのあいだにクッキーが入っているのがいいですよね」
松野さん「食感が変わるのがいいのかもしれませんね。歯ごたえがあるというか」
助手「あと、常温感があるのがいいんですよ。アイスだけどあまり冷たさを感じないというか。ケーキを食べている気分になります」