水煮缶料理の基本ルール4つ
『水煮缶で健康になる!』のレシピ監修は、主婦誌などでおなじみの家庭料理研究科・奥薗壽子さん。面倒な下ごしらえや準備は取り除き、本当に必要な手順のみを残している、いわゆるズボラ料理で人気を博しているお方だ。これは作業工程も少なそうだし、味も期待できるではないか。
実際にページをめくると、水煮缶5種を使った、鮮やかで美味しそうなレシピが並ぶ。
奥薗流・水煮缶調理の基本ルールは4つ。
1.汁ごと使う
缶汁には、食材の旨味や栄養分がたっぷり含まれているので、汁まで残らず料理に使うこと。
2.相乗効果の得られる食材をプラスする
料理は、食材の組み合わせによって栄養効果に大きな差が出る。そのため、食材を自分で好きにアレンジするのもOKだが、より大きな効果を得たい場合は、レシピ通りに作るのがおすすめ。
3.加熱はできるだけ短時間で
水煮缶はすでに加熱調理された、食材としてベストな状態になっているので、短時間でサッと調理するのが◎。逆に加熱しすぎるとパサつくものもあるので、要注意。
4.1レシピで1缶を使い切る
場合によっては、1缶使い切れないことがあるかもしれないが、缶に入れたまま保存するのは衛生的にも味的にもNG。どうしても少し残す場合は、別容器に移し替えて冷蔵保存を。
これら4点を頭に入れたら、いよいよ調理開始だ。