豆の違いも教えてくれます
イリーコーヒー大学の「Slow Preparation Workshop」では、豆の産地による味の違いを知ることもできます。イリーのコーヒーは9つの産地をブレンドして作られますが、この体験では「シングルオリジン」と呼ばれる、産地別にパッケージされたコーヒー豆を使用。
コーヒーは、作られる土地の風土によって味が変わる作物です。たとえば乾燥した高地で作られる中南米のコーヒーと、湿気が多い東南アジアで作られるコーヒーでは、味に違いがあります。そして、その土地の水や土壌によっても味が変わります。実は、産地それぞれで個性的な顔を持つ、面白い飲み物なのです。
今回は「味の評価チャート」をつける体験に挑戦しました。エチオピア、グァテマラ、ブラジルという3か国で作られたコーヒーの試飲し、コーヒーの味を確かめつつ、甘みや苦みといった特徴を確かめていきます。
最初の一口は苦みが強いように感じても、何口か飲んでいくうちに、酸味や甘みも感じられて、第一印象でチェックした表現が本当に正しいのか疑問に思えてきます。コーヒーが実に複雑な顔を持つ飲み物だということに、改めて気付かされました。
イリーコーヒー大学「Slow Preparation Workshop」は、東京・新橋のキーコーヒー本社セミナールームにて、3か月に1回開催されます。初回は2019年2月22日の10時~。体験料はお土産付きで4320円(税込)。
申込はキーコーヒーのウェブサイトにて、1月11日より受付スタート。コーヒー好きの方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。次回は、コーヒーの世界をディープに学びたい人向けに、キーコーヒーが単独で開催している応用編のセミナーを紹介していきます。