本稿では、「つけ麺」や「まぜそば」がウマい店をドーンと紹介していく。ガツガツ・モリモリ食べて元気になれるような“渾身の一杯”を出す店を テーマに、看板メニューや店内・外観写真などの基本情報を中心にお伝えしよう。これを機に、紹介した店の味を己の舌で確かめてもらえれば本望だ。
■本日のお店
町田汁場 塩らーめん 進化
交通:JR横浜線ほか 町田駅徒歩14分
住所:東京都町田市森野3-18-17 ウイング森野1F
総座席数:9席(カウンター9席)
突き抜けたセンスと技術が生む白醤油つけ麺が超絶品!
店主の関口信太郎氏は、「せたが屋」グループの塩専門店「ひるがお 新宿御苑前店(現在は閉店)」出身。その経験を生かした塩ラーメンを提供してくれる。しかし、同氏は醤油のセンスも抜群。濃厚でコクと甘みのある愛知・七福醸造の白醤油を使ったつけ麺も人気だ。
じっくり研究した結果、竹打ち麺という形がいびつな麺を使用することに。この麺は、製麺機と平打ちの半々で作るため形がランダムになっている。繊細さが持ち味である白醤油つけ麺の汁気をしっかりすくい、適度な量を口へ運んでくれるのだ。
出汁には甲州地方の地鶏ガラや岡山県の山水地鶏を使用し、魚介系を合わせる。また、豚ゲンコツも使っているが、動物臭さはなくやさしくもキレのある味となっている。ちなみに、スープの表面に浮く黒七味は、香り付けをするために振りかけられたもの。全体的にあっさりとした味わいながら、繊細な仕事が随所に光っている。
※価格やメニューは変更になっている場合があります。