アイスコーヒーは季節や時間を問わず飲まれるようになる
イベントの後半は、「コールドクレマ」を使ったアレンジドリンクの紹介。「佐奈栄学園カフェズ・キッチン」の学園長で、日本カフェプランナー協会の会長でもある富田佐奈栄先生が実演してくれました。
先生が今回プレゼンしたのは、インスタ映えを意識したアイスコーヒードリンク。青いゼリーを活用し、さっぱり感と苦味を両立させた「空色コールドクレマ」や、まろやかなスイーツ感覚で楽しめる「バナナとオーツ麦の豆乳スムージー&コールドクレマ」などの4種類を作ってくれました。
「コールドクレマ」としても、今回のようなアレンジに着目。秋冬にはスイーツ的なアイスコーヒーメニューを、また夜間にはコーヒーカクテルの提供を提案するなど、これまでアイスコーヒーが飲まれなかった季節や時間帯での飲用シーンをいっそう推進していくそうです。
冒頭でも触れましたが、コーヒーの多様性は様々な形で広がっています。たとえば、同じくキーコーヒーが焙煎の体験・シェアをできる「CRAFT SHARE-ROASTERY 錠前屋珈琲」をオープンしたり、コーヒー器具の国内大手「HARIO」が、持ち運びに便利なミルをクラウドファンディングで先行発売したり。
また今夏の最新トピックスとしては、有名なカフェがパン店を手掛ける取り組みに注目。スターバックスがイタリア・ミラノ発のベーカリープリンチを代官山にオープンしたり、猿田彦珈琲が「オキーニョ」というベーカリーブランドをプロデュースの形で池袋にオープンしたりと、ますますコーヒーシーンは面白くなっています。
猛スピードで広がるコーヒーの多様な世界。今回紹介した泡のアイスコーヒーはその一部にすぎませんが、夏本番を迎えたいま、街中で「コールドクレマ」のディスペンサーを見つけたらぜひ飲んでみてください。
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