ミルクカクテルやトニック割りもおいしい
井上さんは、ストレートのほかにもオススメのアレンジがあるということで、ふたつのレシピを教えてくれました。ひとつめが、カフェオレのように楽しむバリエーション。
味わいの感想としては、ミルクのクリーミー感のほかにアルコールが抑えられたぶんも相まって、やわらかな風合いが強くなります。飲みやすさがありながら、シナモンの香りで大人な印象はキープ。ちょっといいバーで出てきても、まったく違和感のないハイクオリティなおいしさです。
そしてもうひとつは爽やかなカクテル。これも「カフェミルク」同様に、リキュール1に対してトニックウォーターは4。細めのフルートグラスに氷を入れ、トニックウォーターはゆっくり注いで色を2層にするのがポイントです。
「コーヒートニック」の味は、フレッシュで心地よいのどごしがありながら、コク深いコーヒーの味も感じられる芯の強さが印象的。これはベースのリキュール自体がしっかりした味わいであること、そしてアルコールも強めだからこそでしょう。こちらも、本格的なバーにありそうなクオリティの高さだと思いました。
最後に、100周年記念としてほかにどんな商品が企画されているのか聞きました。
「100周年記念商品の第1弾は、創業時の味わいに磨きをかけ、苦みを抑えたやさしさが特徴のレギュラーコーヒー『SINCE1920 BLEND No.100』で、昨年9月より発売中です。第2弾は、今年3月1日に新発売したレギュラーコーヒー『SINCE2020 BLEND No.200』です。こちらは65年の歴史があるコーヒー教室が監修しており、受講生からの人気が高い、華やかな香りのエチオピアモカを中心としたブレンドですね」(井上さん)
そして、4月1日には両者をドリップ オン(カップにのせてお湯を注ぐだけで本格レギュラーコーヒーが味わえる簡易抽出型)タイプにして詰め合わせた「100周年記念 ドリップ オン AnniversaryBOX」が発売。
アニバーサリー企画はまだ序章。通年アイテムのほかにコーヒーリキュール「繁栄鍵」のような限定品も合わせ、これからも様々な商品をリリースしていくそうです。特別感があり、贈り物にも最適な100周年記念商品。今年はキーコーヒーから目が離せません!
【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】