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2020/7/27 18:30

発明か? 乱心か? キットカット初の「おつまみ」は酒好き必食の珍味

日本のチョコレート菓子市場で一番売れている商品が「キットカット」だということをご存じでしょうか。その一大ブランドから「キットカット スナックス」という攻めた新作が発売されました。

 

↑7月20日から発売されている「キットカット スナックス」。39.5gで希望小売価格は税抜198円です

 

最大のウリは、おつまみである、ということ。パッケージにはビールの写真や「おつまみにピッタリ」という表記がされています。そこで、どんな味なのか、どれぐらいビールに合うのか、といったレポートとともに紹介していきましょう。

 

異なる味と食感のアンサンブルが絶妙

ブランド初のおつまみスナックという本商品。中身にはキューブタイプの「キットカット」、塩ローストアーモンド、コクのあるチーズ風味の大豆の3種類が入っています。なお、パッケージの裏面には「キットカット」でおなじみのメモ欄が。

 

↑「キットカット」ではおなじみのこちら。さりげないコミュニケーションツールとして使えます

 

このメモ欄はもともと、「キットカット=きっと勝つとぉ(九州の方言できっと勝つよ)」という縁起のよさから、受験生の応援アイテムとして自然に広まっていたことを受けて実装されたもの。新作の「キットカット スナックス」の場合は、同僚やお父さんへの感謝やねぎらいとしても活用できそうです。

 

次はいよいよ開封して皿に出してみました。「キットカット」は、角が丸い四角形のひと口タイプ。同梱のアーモンドや、チーズ風味の豆よりも少々大きいサイズ感です。定番の「キットカット」は細長い台形のバータイプなので、このキューブ型はルックスからして新鮮。味もチェックしてみます。

 

↑気になるカロリーは、1袋39.5gあたり215kcal

 

↑カットした断面はご覧の通り。おなじみのウエハースになっていて、見るからにサクサク感が伝わってきます

 

「キットカット」は安定のあの味。甘味豊かなミルクチョコレートと、サクサクのウエハースが絶妙なメリハリとなっています。ただ形が定番とは異なるので、口内での広がり方などは微妙に違うかもしれません。

 

そして見逃せないポイントは、脇を固めるアーモンドとチーズ大豆です。前者は塩アーモンドとうたわれているだけあって、塩味が強め。大豆は、チーズの香りこそ抑え目ながらも十分なコクがあり、チョコレートの風味を邪魔しない絶妙な存在感。

 

↑「キットカット」はトロサク、アーモンドはコリコリ、大豆はカリカリ。異なる食感のアンサンブルも味に広がりを演出しています

 

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