日本ワイン発祥の地であり、生産量でも日本一の山梨県。なかでも甲州市・勝沼町はその中心地として知られ、多数のぶどう畑やワイナリーがあります。特に有名なのは、日本初の民間ワイン醸造所「大日本山梨葡萄酒会社」をルーツとする「メルシャン」でしょう。
同社では毎年秋に収穫や新酒を祝うイベントとして1974年から「シャトー・メルシャン ハーベスト・フェスティバル」を開催してきましたが、ニューノーマル時代と言われる今年は内容を再設計。オンラインでも参加できる「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル2020」として開催されます。豊富なコンテンツのなかから、本稿ではその一部をご紹介。おうちでの楽しみ方をお伝えします。
無料でワインを学べるコンテンツが盛りだくさん
「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル2020」が開催されるのは、11月7日(土)、8日(日)の2日間。両日11:00~16:00に、冒頭の勝沼ワイナリーからYouTubeやZoomでライブ配信されます。
フェスのプログラムは多岐にわたります。たとえば、近隣のワイナリー醸造家とのトークショー、ワインセミナー、オンラインワイナリーツアー、ぶどうアートコンテスト、希少なワインが当たる「謎解き!シャトー・メルシャン」などなど。参加者とワイナリーが直接つながり、双方向で楽しめる企画が豊富に用意されています。
そして、このフェスを最大限に楽しむために用意されているのが、事前販売される「おうちで勝フェスキット」です。勝沼で醸造されたばかりの「シャトー・メルシャン 日本の新酒」(赤・白・ロゼから1本選択)や、「ユナイテッドアローズ×シャトー・メルシャン コラボ限定Tシャツ(フリーサイズ)」「おうちで勝フェスガイドブック」など、こちらも充実の内容。
なお、「おうちで勝フェスガイドブック」は、家での楽しみ方や、勝沼の見どころ情報などが満載。さらに、「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー」で使える500円クーポンと、キリンオンラインショップ「DRINX」で使える500円クーポンが付いているのもポイント。
ワインを傾けながら視聴すると楽しさも倍増
ひと足先に、キットのワインを付属のグラスで味わってみました。筆者のものはサンプルですが、実際には2020年仕込みの、ワイナリーでもすぐ売り切れる人気の新酒が届きます。選べるのは、マスカット・ベーリーA、甲州、ロゼの3種類。筆者は昨年醸造の「山梨甲州 2019」をテイスティングしました。
付属のグラスはシャトー・メルシャンのロゴが入ったもので、食洗器対応で割れにくいトライタン樹脂を採用。アウトドアやベランダ飲みなどでも活躍してくれる優れものです。
事前体験会では、トークショーやオンラインワイナリーツアーも体験。Tシャツを着て、ワインを傾けながら視聴すると、五感で楽しめるぶん入ってくる情報も、よりダイレクトに感じられます。
豊富なコンテンツのなかから一部を紹介しましたが、「シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーフェスティバル2020」には事前の申し込みで参加可能な有料コンテンツや、人気のレストラン、現地で試飲しながら楽しめるイベントなど目白押し。公式サイトにはスケジュールを含めた全貌が載っているので、ワイン好きの人はぜひチェックを!
【URL】
https://www.fes.chateaumercian.com/
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