100円ショップには、一見普通に見えて実は激ウマな食品が多く揃っています。ここでは、ダイソーのレトルトカレーとCan★Doの缶詰をフードアナリストの中山秀明さんがすべて試食。マストバイな順番にランク付けしてみました!
私が試食しました!
フードアナリスト 中山秀明さん
安くてウマいものに目がないフードライター。高コスパ品を発掘するため、日々100円ショップを巡っています。
ダイソーのレトルトカレー編
ダイソーはパスタソースと同様、レトルトカレーも極めて種類が豊富で、プライベートブランドまでも揃っています。様々なメーカーの商品を食べ比べ、TOP5をランキングしました!
5位
DAISO SELECT
ウチの定番カレー 中辛
23種類の香辛料をブレンドし、玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモを中心とした野菜を豊富に使用。容量が330gのボリューミーな一品です。
【中山’s Tasting】
定番というだけあって、クセのないスタンダードなカレーですね。辛さは中辛でちょうどよく、万人に受ける味わいです。
4位
グリコ
カレー職人 老舗洋食カレー 中辛
老舗洋食店のカレーをイメージ。あめ色に炒めた玉ねぎやトマトをベースに、ドミグラスソースで仕上げたコク深い味になっています。170g。
【中山’s Tasting】
甘めでほろ苦い洋食屋のカレーらしさが上手に表現されています。肉が鶏ではなく、豚や牛だとよりウマいかも。
3位
ヤマモリ
ベジタブルカレー辛口
ジャガイモとニンジンを中心に、大量の野菜が入った味わいふくよかなカレー。辛口仕上げのスパイス感がさらにウマさを引き立てます。200g。
【中山’s Tasting】
想像以上にジャガイモとニンジンが入っており、かなり食べ応えがあります。味は辛さが強めで大人向けですね。
2位
グリコ
カレー職人 インド風カレー 辛口
トマトの旨みにバターのコクを効かせ、ガラムマサラを加えたチキンカレー。エッジの効いた辛さが主張する、本格派の味わいです。170g。
【中山’s Tasting】
洋食や欧風のカレーとは一線を画すオリエンタルな香りは、まさにインドのテイスト。あと引く辛さも秀逸です。
1位
ハチ食品
グリーンカレー
青唐辛子で辛味を効かせたコブミカンと、レモングラスの爽やかな風味が香るタイ風のグリーンカレー。鶏肉とひよこ豆がたっぷりなのもうれしいです。180g。
【中山’s Tasting】
タイカレー特有のまろやかな甘味、酸味、そして鮮烈な辛味が見事に調和した驚きのおいしさ。具も十分な量でヘビロテ確定!
Can★Doの
缶詰編
Can★Doにはご飯のお供になる一品やお酒に合うおつまみになるものなど、和洋多彩な缶詰が売られています。食べ比べたなかから本当においしかった順にランキングしました!
5位
ピンクサーモン(からふとます水煮)
骨がやわらかくなるほどしっかり炊き込まれています。主菜にもなるが、さっぱりした塩味のため、様々な料理にアレンジしやすいです。60g。
【中山’s Tasting】
鮮やかな色味で、洋風の前菜やサラダのアクセントによさそう。個人的には弁当のおかずやおにぎりの具にしたいです。
4位
トマトCo
アンチョビ箱入り35g
ペルー産のカタクシイワシを、ひまわり油と食塩で漬け込んだ欧米の定番缶詰。肉厚で身が締まっており、しっかりした食感と凝縮した旨みが楽しめます。
【中山’s Tasting】
そのまま食べると塩辛いので、パスタの具として活用するのがいいでしょう。チーズやクラッカーと一緒に食べるのもオススメです。
3位
トマトCo
タイカレーグリーン
まろやかなココナッツミルクが深みを与える、本場タイ産のカレー。素材の味が溶け込んでおり、辛いなかにもウマさが引き立ち飽きません。160g。
【中山’s Tasting】
最初に甘味、あとから爽やかな辛味が追いかけてきます。具は少ないので、自作カレーのもとにするのがベターですね。
2位
田原缶詰
赤貝浅炊き70g
赤貝亜属のさるぼう貝をふっくらと炊き、甘辛いタレで味付け。おかずやつまみのほか、炊き込みご飯や酢の物の具にもオススメです。
【中山’s Tasting】
貝のダシの旨みがタレとマッチして、100円とは思えないほど芳醇な風味がします。日本酒に合わせたいですね。
1位
トマトCo
グリーンオリーブ アンチョビ入り
スペイン産のグリーンオリーブの種子を取り除き、アンチョビペーストを詰めた逸品。塩加減が絶妙でお酒のおつまみに最適です。120g。
【中山’s Tasting】
アンチョビの濃厚な味わいが決め手で、ワインやビールにぴったりの絶品! ずっと食べ続けられる中毒性がありますね。
*価格表記のない商品はすべて108円です