アレンジ麺のベースダレとしても大活躍!
選んだフレーバーは、前述の新作「プチッとうどん ゆず塩鯛だしうどん」。ゆずといえば高知、鯛といえば愛媛(ともに生産量日本一)ということで四国にインスピレーションを受け、各県の4つの食材を用いた一杯を作ることに。
使用したのは香川の小豆島そうめん、徳島の鳴門わかめ(わかめ生産量全国3位)、高知のかつおのたたき、愛媛の松山あげです。
【材料】
・プチッとうどん ゆず塩鯛だしうどん
・[香川]小豆島そうめん
・[徳島]鳴門わかめ
・[高知]かつおのたたき
・[愛媛]松山あげ
・白髪ねぎ
・青ねぎ
調理はこれまたいたって簡単。お湯を沸かしている間に、塩蔵タイプのわかめは水で戻し、かつおや松山あげはカットするなど下準備をします。沸騰した湯にそうめんを入れて2分程度茹でたら冷水でしめ、丼に盛ったら「プチッとうどん ゆず塩鯛だしうどん」をひと回し。
そうめんの上に、4つの素材を盛りつければ、もう完成。かつおのたたきはツナ(まぐろ)缶ならぬかつお缶で代用するもよし、松山あげが入手しづらいようなら普通の油揚げでOKです。なお、筆者はあしらいとして白髪ねぎと青ねぎを仕上げにまぶしました。
鯛とかつおがケンカするかもと思いましたが、食べてみるとそんな心配は無用。むしろ上品な鯛と力強いかつおが仲よく調和していて、ゆず塩の風味もかつおの塩たたきを連想させる効果を発揮。トータルで、太陽と海の恵みが豊かな、四国らしい大自然のおいしさを堪能できました。
鶏のうまみをベースに、刺激たっぷりの後引く辛さ!
そして筆者オリジナルのレシピはもうひとつ。“悪魔的アレンジ”という方向性で「プチッとうどん 四川風麻辣うどん」をベースに考えてみました。
目指したのは、より本格的な中国の味。そこで、食ツウにファンが多い“辺境中華”御用達の食材を使うことに。
ミンチがなければ包丁でラム肉をみじん切りにするか、豚など一般的なひき肉でもOK。これを炒めたら食べるラー油と混ぜ、炸醤(ザージャン。中華肉みそ)的なものを作ります。手間がかかるのはこれだけ。あとは茹でたうどんを丼に盛り付け、これまでの手順同様に仕上げるだけです。
【材料】
・プチッとうどん 四川風麻辣うどん
・ふくうどん
・ラム肉の粗挽き
・花椒
・青山椒
・ズマグニ
・食べるラー油
・きゅうりの千切り
・ねぎ
・卵黄
もともとのうま辛さに、ヒリつく刺激がリフレイン。トッピングした粗挽きスパイスの、ジャリッとしたアクセントもたまりません。途中から卵黄をつぶして混ぜればマイルドなコクが包み込み、ラストは飲めるようにフィニッシュできます。辺境スパイスは花椒だけでもいいので、辛いもの好きな人は、ぜひお試しあれ。
そのままでも十分おいしくて、アレンジ麺のベースダレとしても大活躍してくれる「プチッとうどん」シリーズ。うどんは冷凍タイプをレンチンすれば茹でる必要がなくて、より簡単です。これからのアツい季節に、麺と一緒にまとめてどうぞ!