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2022/5/2 10:00

「至福のキレ」ってどんな味? サッポロビール「ビアサプライズ」をビール好き編集部員たちが体感してわかったこと

ファミリーマートで期間限定発売されているサッポロの生ビール「ビアサプライズ 至福のキレ」。“キレ”といえば、喉越しもスッキリと流し込める辛口ビールのイメージだが、“至福の”と銘打っているだけに味わいにはこだわりと“サプライズ”が込められていそうだ。ビール好きのGetNavi&GetNavi web編集部員たちに、味わいを体感してもらった。

サッポロビール「ビアサプライズ 至福のキレ」

2017年8月に限定発売され好評だった、サッポロビール「ビアサプライズ 至福のキレ」が進化。ビールのおいしさをつかさどる要素のひとつ“キレ”を際立たせた、鮮烈でクールなキレと飲みごたえが特徴だ。

 

早速実践!“至福の時”に「至福のキレ」を注入したらどうなる?

人にはそれぞれ“至福の時”がある。それは趣味に没頭する時間だったり、チルタイムだったりと様々だ。そこでこの「至福のキレ」を飲んだら、より至福に浸れるのでは? ということで、働き世代代表として、お酒もコンビニも大好きな本編集部の部員を招集。それぞれのフェイバリットタイムに飲んで評価してもらった。

 

その1、ディープなカルチャー本を読み耽る時間

↑GetNavi web編集部の芦田隆介。お酒は味などをピンポイントで掘り下げるタイプ

 

「この前買った歴史本、書き手の文体も好みで大当たり! それに合わせたこのビール、味にインパクトがあるけどキレッキレで超すっきりしてるから、ひと口ごとにリセットされて読書にもちょうどいい。ほろ酔い気分でも本の内容が楽しめる、没頭するに最適な一本だな」(芦田)

 

その2、風呂上がりにほっとひと息ついた時

↑雑誌GetNaviのフード担当、鈴木翔子。お酒好きが高じてバーテンダーをしていた時期もあるほど

 

「やっぱりお風呂上がりのビールは最高! まったり楽しめるコク系の味わいもいいけど、このビールは強めの炭酸で爽快感が抜群だから、リフレッシュタイムにぴったり。ファミマ店頭で見かけたらすかさず手に取って、冷蔵庫にストックしてしまいそう」(鈴木)

 

その3、夜ふかしの背徳感を抱えながら映画を見る時間

↑GetNavi web編集部の玉造優也。お酒は好きだが体質的にあまり強くないので、厳選したお酒を少量楽しみたいと考えている

 

「寝たほうがいいのはわかってるんだけど、深夜の映画は没入感がアップしてより面白いんだよね……。このビールは味わいのパンチがあるけどスカッと抜ける爽快感も鋭くて、気分もいっそうアガる! 炭酸が強く、アルコール度数も適度な5.5%で、ちょうどいい刺激だな」(玉造)

 

その4、最高の焼き加減でステーキが焼けた時

↑芦田は料理も好きで、自分用の道具を揃え、仕上がりにもこだわるタイプ。塊肉を使ったステーキは得意ジャンルのひとつだ

 

「今日は得意なステーキで焼き加減も完璧。肉の香ばしい風味が、どっしりかつスカッとしたこのビールの味にもマッチ! それにこの超爽快な飲み心地が、達成感をより高めてくれるなあ」(芦田)

 

と、最上の至福を堪能した編集部員の3人。ここからは、ビールに詳しい鈴木が旗振り役となって「至福のキレ」の味についてレビューしていこう。「ビアサプライズ」とは? そして本商品最大の特徴である、本格的な「キレ」とは? すっかりほろ酔いながら、モノ系メディアの編集者視点を呼び覚まして語り合った。

 

「至福のキレ」はキレも厚みもあるリフレッシュタイムにぴったりのビール!

鈴木:飲む前はライトなキレ系ビールかと予想していたんですけど、いい意味で裏切られました。厚みがあってしっかりしていますよねそれでいて余韻がスカッと爽快なので、飲みごたえはあっても重すぎない。飲み疲れないから、また次の一本を飲みたくなります。

 

芦田:そうですね、ビールらしい味わいがしっかりありながら、鋭いキレで後味はすっきり変な苦みや雑味がなくクリアですよね。味の足し引きが見事に計算された、独特なポジションのキレ系ビールだと感じました。

 

玉造:音楽で例えるなら“ドンシャリ”っていうんですかね、味がどっしり来た後にサラッとクリアに晴れ渡るような爽快さ。炭酸が強いから、口に含んだときに味がしっかり舌に刺さって、ノドを通った後はくっきりリセットされる印象です。つまみを食べた後に飲むと、すっきりウォッシュアウトされて、次の料理のひと口が鮮明になるとも思いました。

 

鈴木:炭酸の強さも心地いいですよね。私はお風呂上がりに飲んだんですけど、リラックスというよりはリフレッシュタイムにぴったりなビールだなと思いました。みなさんはどうでしたか?

 

芦田:リフレッシュは確かにそうですね。お風呂上がりにもよさそう。僕は読書や料理シーンで飲んだんですけど、味にメリハリがあってなおかつクリアなビールだから、何かをしながら飲むビールにも最適だなと。あと、僕はビーフステーキに合わせたのですが、魚料理にもよさそうですし、揚げ物にもよく合うと思いました。

 

玉造:クリアってのはまさにその通りですね。味にも余韻にも深みがあるビールの場合、僕は飲み疲れちゃうんですけど、「至福のキレ」はキレがしっかり立っているから厚みがあっても飲み疲れない。だから2本目、3本目のビールでもアリですね。あとはすがすがしい香りというか、クールなニュアンスも感じました。

 

鈴木:玉造さんが感じたのは特別なホップの香りかもしれないですね。このビールは香り付けの一部に「ポラリス」という冷涼ホップと華やかな香りのドイツ産アロマホップを組み合わせ、さらに氷点下熟成製法で仕上げているから、余韻にひんやりした心地よさが残るんです。

 

芦田:なるほど! どこかハーバルな苦みを感じたのは、ホップによるものでしたか。

 

鈴木:「ポラリス」は、ミントのようなメントールの香りが特徴のホップなんです。また、世界的にも少量しか生産されていない希少価値も見逃せません。

 

玉造:スッキリと爽快な味が欲しくなる、これからの季節にぴったりですね。

 

「ビアサプライズ」は今回が第10弾!

↑2016年6月に発売された「サッポロ ビアサプライズ 至福の苦み」(最左)が第1弾。以降、毎年1~2商品が発売され、2021年9月発売の前作「至福のコク」(最右)でブランドがフルリニューアルされた

 

芦田:ところで、「ビアサプライズ」ってファミリーマート限定で販売しているシリーズですよね。以前違うキャラクターの商品を飲んだことがあります。あれも味が個性的だったような。

 

鈴木:芦田さん、そうなんですよ! 今回の「至福のキレ」は第10弾。過去には「至福の苦み」「至福のコク」など「至福の○○」というネーミングで発売されていて、ボディ感のある味わいをベースとしながら、ビールの味覚特徴のひとつを追求しているのが特徴のブランドなんです。

 

玉造:第10弾まで続いてるってスゴいですね! 人気が高い証拠じゃないですか。

 

鈴木:2021年でブランド誕生5周年を迎え、その際デザインを中心にフルリニューアルされました。本格的なビールって、円形の枠やエンブレムをモチーフに取り入れることが多いんですけど、「ビアサプライズ」でも採用したことで、より王道感漂うデザインになったんです。

 

玉造:よく見ると、確かに! 円形の枠って、瓶ビールのラベルをイメージさせますね。

 

玉造:ところで、ビールの味覚特徴として今回はキレに特化していると思うんですけど、ほかにどんな味覚があるんですか?

 

鈴木:代表的な味覚特徴は、“キレ”のほかに“苦み”“コク”“香り”の4種です。

 

芦田:今回の「至福のキレ」は、キレが際立っていながらコクもありますよね

 

「至福のキレ」は本格派の“キレ”!

芦田:口に含んだ瞬間にはコクと旨みが広がって、飲み込んだ時には喉を鮮烈に駆け抜ける炭酸がクッと刺激してリセットし、クールな香りが爽やかな心地よさ。まさに至福のキレ!

 

鈴木:キレに個性があっても味が薄いわけじゃないから、ひと口ひと口楽しめますよね。それにバランスがよくてクリアだから、こうして飲み続けていても疲れない。私の今シーズンのレギュラービールはこれに決まりです。

 

玉造:話を聞いてあらためて飲むと、いっそうウマいですね。コンビニで売ってるビールにここまで個性的なビールがあるとは、まさにサプライズです!

 

■商品名
ビアサプライズ 至福のキレ

■ブランドサイト
https://www.sapporobeer.jp/beersurprise/kire/

■お問い合わせ先
サッポロビール()お客様センター
TEL:0120-207-8000
https://www.sapporobeer.jp/

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取材・文/中山秀明 撮影/湯浅立志(Y2)