グルメ
ラーメン
2016/10/24 21:00

ラムのげんこつを使ったつけ麺が濃厚で美味! 異質なメニューを展開する後楽園の「MENSHO TOKYO」

本稿では、「つけ麺」や「まぜそば」がウマい店をドーンと紹介していく。ガツガツ・モリモリ食べて元気になれるような“渾身の一杯”を出す店を テーマに、看板メニューや店内・外観写真などの基本情報を中心にお伝えしよう。これを機に、紹介した店の味を己の舌で確かめてもらえれば本望だ。

 

■本日のお店

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自家製麺 MENSHO TOKYO(めんしょう とうきょう)

交通:東京メトロ丸ノ内線ほか 後楽園駅徒歩1分

住所:東京都文京区春日1-15-9

総座席数:16席(カウンター8席/テーブル8席)

 

甘み際立つラム&豚骨とほうじ茶の香りが見事に融合

「株式会社 麺庄」代表の庄野智治氏は、市ヶ谷の「麺や 庄の本店」をはじめ、新宿御苑の「二丁目つけめん GACHI」など5店舗を手掛けるラーメン・クリエイターだ。いままでに“野菜を食べるつけ麺”や“油そば専門”など趣きの異なるラーメン店を次々とオープン。そのなかで最も異質なのが、「自家製麺MENSHO TOKYO」である。

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↑ラム豚骨つけ麺(塩スパイス)(780円) スープだけでなく、チャーシューにもラム肉を使用。また、麺の中央には刻みチャーシューとしてこれでもかとトッピングされている
↑ラム豚骨つけ麺/塩スパイス(780円) スープだけでなく、チャーシューにもラム肉を使用。また、麺の中央には刻みチャーシューとしてこれでもかとトッピングされている

 

従来のグループ店の味からの脱却を目指して、採用したのはラムのゲンコツ。鶏や豚のみでは表現できない、独特の甘みが際立つスープを作り上げた。なお、豚骨も合わせたダブルスープとすることで、奥行きとコクをふくよかに。

↑まぜひつじ(900円) 台湾まぜそばを意識した一品。ラムチャーシューとマトンミンチ(羊の挽肉)を使用。パクチーやスパイスの効果でラム独特の臭みは皆無だ
↑まぜひつじ(900円) 台湾まぜそばを意識した一品。ラムチャーシューとマトンミンチ(羊の挽肉)を使用。パクチーやスパイスの効果でラム独特の臭みは皆無だ

 

ただしラムのゲンコツは全体の30%ほどで、全体の味は豚骨が支え、ラムがそれを補うイメージだ。また、塩ダレがベースの味だが、クミンを多く使い、ラムの味を引き立てる。つけ汁にはレモンやほうじ茶の粉末を加えているので、臭みがなく食べやすい。

※価格やメニューは変更になっている場合があります。