サムスンの次期フラッグシップ機「Galaxy S25」シリーズは、標準モデルもハイエンドチップ「Snapdragon 8 Elite」と12GB RAMを搭載することが有力視されています。最近では新たなベンチマーク結果が登場し、その可能性がさらに高まりました。
人気ベンチマークアプリの投稿サイト・Geekbench Browserにおいて、「SM-S931B」なるサムスン製デバイスが出現。「SM-931x(xは地域により異なる)」はGalaxy S25標準モデルの型番とみられており、「B」は全世界向けのグローバル版を意味しています。
そこでは、Snapdragon 8 Eliteと12GB RAMが搭載されていることを確認できます。また、Snapdragon 8 Eliteの通常クロック数は4.32Ghzであるのに対して、今回は4.47GHzであることから、オーバークロック版(クロック数を高め、動作速度をアップしたもの)だと分かります。
しかし、シングルコアスコアが2986、マルチコアスコアが9355という結果は、同じチップで通常クロック版を搭載した他社のデバイスよりも低めです。今回のデータはあくまでもプロトタイプ版であるかもしれず、発売までに最適化が進められ、製品版ではより速くなる可能性がありそうです。
サムスンは1月22日頃に「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、Galaxy S25シリーズを正式に発表すると同時にXRデバイスをお披露目すると予想されています。これまでの噂通り、高性能なフラッグシップ機が登場すると期待したいところです。
Source: Geekbench Browser
via: Wccftech