2015年と2016年に相次いで登場した新型MacBook/新型MacBook Pro。どちらもUSB-Cポートだけを搭載したスタイリッシュなボディが特徴なのですが、外部接続ポートが他にないのは困り物。SDカードは読めないし、USBメモリもそのままでは挿さりません。
それでお困りのあなたに、耳寄りな情報が! じつは、サードパーティー各社から新型MacBook/新型MacBook Proの外部接続ポートを拡張するスマートなガジェットがいくつか登場しているのです。新型モデルをもう買った人もこれから買う人も、どんな製品があるのかちょっと予習してみませんか?
ポート増設だけでなくバッテリー増量もできるガジェットが
新型MacBookで、いちばんオススメしたいのが「BOOST」。これは、新型MacBookを内部にはめ込むようにして設置することで「SDカードスロット/microSDカードスロット/USB-Aポート×2/HDMIポート」を増設できだけでなく、なんとバッテリー容量も増やすことができるんです!
「BOOST」は底面に24.42Whの外部バッテリーが敷き詰められており、新型MacBookのバッテリー容量を62.2%増量することが可能。公式ページを見ると新型MacBookの稼働時間は最大10時間と書いてあるので、「BOOST」との組み合わせならおそらく16時間くらいは利用可能だと思われます。
また、重量は上下で合わせて434gほど。新型MacBookをあわせると1.35kgとちょっと重たくなってしまいますが、複数の変換アダプタと充電器を持ち運ぶくらいならスリムな「BOOST」の方がずっとスマートです。
さらにその挟み込むような形状で、新型MacBookを落下などの衝撃から守ることもできます。
現在「BOOST」はクラウドファンディングサービスの「Kickstarter」にて、139ドル(約1万6000円)で予約を募っています。製品の出荷は2017年の4月を予定。カラーはエボニー・レザーからパーリー・ホワイトまで全6色から選べるのもうれしいですね。
新型MacBookをパワフルに使いこなしたい人には要注目な製品となりそうです。
もう少しお手軽に外部接続ポートを増やせるガジェットも
バッテリー入りの拡張ケースまでは必要なくても、簡単に外部接続ポートを増やしたい人も多いはず。そんなとき、新型MacBookのUSB-Cポートにサクッと差し込んで使える「Satechi Type-C USB 3.0 3 in 1 Combo Hub」が便利でしょう。
「Satechi Type-C USB 3.0 3 in 1 Combo Hub」は新型MacBookのUSB-Cポートに差し込んで、USB-Aポート×3、SDカードスロット、microUSBカードスロットを増設することができます。
残念ながらこちらは接続したままでの新型MacBookの充電には対応していませんが、ちょっとSDカードやUSBメモリなどを接続したいときには十分活躍するはず。価格は34.99ドル(約4000円)で、カラーは新型MacBookにあわせて華やかにシルバー/ゴールド/スペースグレーの3色です。
ちなみに、「Satechi Type-C USB 3.0 3 in 1 Combo Hub」は新型MacBook Proに差し込んでも利用できます!
しかしUSB-Cポートをより多く搭載した新型MacBook Proなら、より高性能な「HyperDrive」がオススメ。こちらは新型MacBook ProのUSB-Cポートをふたつ利用することにより、「HDMI/Thunderbolt 3/USB-Cポート/SDカードスロット/microSDカードスロット/USB-Aポート×2」を増設できるんです。これだけ使えるポートが増えれば、流石に十分でしょう!
また「HyperDrive」のUSB-Cポートは100Wでの充電が可能なPD規格に対応しているので、「HyperDrive」を接続したまま新型MacBook Proを高速充電することができます。こんなに便利なら、新型MacBook Proと離さず持ち歩きたいもの。
この「HyperDrive」はクラウドファンディングサービスの「Indiegogo」にて資金を募集しており、現時点では79ドル(約9000円)にて予約可能です。製品の出荷時期は2017年の3月。パワフルな新型MacBook Proには、高性能な「HyperDrive」を組み合わせてあげたいですね!