Nothingのサブブランド「CMF」が、新型スマートフォン「CMF Phone 2 Pro」を発表しました。前モデルCMF Phone 1の後継機種であり、お手ごろな価格はそのままに、デザインや機能面で大幅にアップグレードされています。

CMF Phone 2 Proは、背面カバーを着せ替えできるモジュラーデザインを採用しており、ネジを外すことで簡単に交換可能です。スタンドやストラップ、カードホルダーなどもネジ止めで追加でき、前モデルの仕組みを受け継いでいます。
最大の注目ポイントはカメラの強化です。50MPメインカメラ+50MP望遠カメラ(2倍光学/20倍ハイブリッドズーム)+8MP超広角カメラというトリプルレンズ構成を採用しており、上位モデルのNothing Phone (3a)に近い仕様です。ただし、望遠カメラのセンサーサイズや超広角カメラの画角、手ぶれ補正のシステムなど細部に違いがあります。
さらに、本体側面には物理ボタン「Essential Key」が搭載されています。ワンプッシュでスクリーンショット保存、長押しでボイスメモ録音・保存ができ、保存データは「Essential Space」アプリでAIによる自動整理・要約・検索が可能です。
搭載プロセッサーはDimensity 7300 Proで、前モデルのDimensity 7300よりCPU性能が最大10%向上しています。AnTuTuベンチマークスコアは約71万点と、ミドルレンジとして十分な性能を誇ります。6.77インチのAMOLEDディスプレイは最大3000ニトの明るさと120Hzリフレッシュレートに対応。バッテリーは5000mAhと大容量で、1日以上の駆動が可能です。

米国価格は279ドル(約4万円)で、8GB/256GBモデルのみ販売されます。イギリスやEUでは8GB/128GBモデルが219ユーロ(約4万1000円)から提供されます。
なお、日本での発売日や予約開始日はまだ発表されていません。前モデルが国内でも販売された実績があるため、続報に期待したいところです。
Source:Nothing
via:9to5Google