日本マイクロソフトは、人気シリーズ「Surface」の新型デバイスを日本でも発売すると発表しました。日本市場に投入されるモデルは、Surfaceの代表的なモデルである2-in-1PCの「Surface Pro」、クラムシェル型のノートPC「Surface Laptop」、クリエイター向けデスクトップの「Surface Studio」の3機種です。
ファン待望の後継モデルがついに日本でも!
Surface Proは前モデル「Surface Pro 4」の後継機種にあたり、キーボードを取り外してタブレットとしても使用できる2-in-1PC。Surfaceの名を世に知らしめた代表的なモデルであり、シリーズの主力機種でもあります。
スペックとしては、インテルの第7世代のCPUを搭載し、エントリーモデルであるCore m3とミドルクラスのCore i5モデルはファンレスを実現。バッテリー駆動時間も長時間化するなど、モバイルシーンでの使い勝手が向上しました。
さらに、本機を最大限活用するためのアクセサリー類もあわせて発表されました。
今秋にはLTE対応モデルのSurface Proも発売予定とのこと。これは期待せざるを得ませんね。
ライバルはMacBook? シリーズ初のクラムシェル型Surface
「Surface Laptop」は2-in-1ではなく、シリーズ初の純粋なクラムシェル型ノートPC。OSにWindows 10 Sを搭載し、パームレストにはSurface Proと同様にアルカンターラ素材を採用しています。
キックスタンドタイプは軽快に持ち歩けて非常にスマートな反面、膝に乗せての作業がしづらかったり、新幹線や飛行機のトレイ上では場所を取るなど不便な点がありました。その点、Surface Laptopは膝上や狭い場所での作業に適しているのが最大のメリットです。
クリエイター向けデスクトップもSurfaceファミリーに
「Surface Studio」はシリーズ初となるデスクトップパソコンです。昨年に発表されて以来、日本での発売を心待ちにしていた人も多いと思いますが、ついに日本上陸となりました。28インチの高解像度ディスプレイはペン入力に対応し、イラストや動画作成に適したクリエイター向けデバイスとなっています。
今回、日本で発売される3種類のSurfaceは、それぞれに個性があってどれも魅力的。趣味でイラストも描く筆者としては「Surface Studio」が気になっています。また、Surface Pro 4ユーザーとしては、秋に登場するというLTE搭載のSurface Proも気になる存在。今から資金繰りに奔走している次第であります。