格安SIMの普及とともに、選択肢が増えてきたSIMフリースマートフォン。最近では、1万円以下の格安端末や、5万円以上のミドル~ハイエンド機も登場し、使い方や求める性能に応じた端末が自由に選べるようになっています。そんななか、ハイエンド機を中心に採用されてきた「デュアルカメラ」が、3万円台の普及機にも登場しました。それが、ZTEが5月に発売したSIMフリースマホ「ZTE BLADE V8」(実売価格3万4800円/税抜)です。
ZTE BLADE V8は、同社のラインナップのなかでミドルクラスに位置づけられる端末。最大の特徴は、背面にデュアルカメラを備え、一眼カメラのような美しいボケのある写真や、立体感のある3D写真を撮影が可能なこと。1300万画素のメインカメラがイメージを捉え、200万画素のサブカメラでイメージの奥行きの情報を記録することで、美しいボケ効果を実現しています。
本体は、メタルの質感を生かした7.9mmの薄型ボディと、5.2型フルHD(1920×1080ドット)のカーブドエッジスクリーンディスプレイの曲線による上質なデザインを採用。本体下部には指紋センサーを備え、スリープ状態から最短0.3秒でロックの解除が可能なため、シャッターチャンスも逃しません。
OSは「Android 7.0 Nougat(ヌガー)」。高性能と省電力を両立させた「Qualcomm Snapdragon 435」オクタコアプロセッサにより、ハイエンドモデルに劣らない高速処理を実現しています。内蔵メモリは3GB、ストレージは32GBで128GBまでのマイクロSDカードも使用可能。2枚のSIMを挿せるデュアルSIMカード同時待ち受け(DSDS)にも対応しています。
2眼カメラで自由自在にぼかせる
ZTE BLADE V8のデュアルカメラは、背景をどのくらいぼかせられるのか、作例を確認してみましょう。人物を撮ったポートレートでは、人物と背景の境目の処理がやや甘い部分もありますが、背景のボケ具合はかなりのもの。
こちらは花にピントを合わせたもの。かなり自然にぼかせており、一眼カメラで撮ったかのような出来栄えですね。
また、ただ背景をぼかすだけでなく、撮影後にフォーカスエリアやボケ具合を変更できる「リフォーカス機能」(F1.0~F8.0で調節可)も搭載しているので、あとからどこをぼかすか調節することもできます。
「ボケ」以外にも、「マニュアル」、「パノラマ」、「美肌加工」、「スーパーナイト」、「長時間露光」、「オーバーレイ」、「タイムラプス」、「スローモーション」の8種の撮影モードに対応。女性に喜ばれる「美肌加工」は、肌の質感だけでなく、輪郭までも修正してくれます。
また、自撮りや友人との記念撮影などで活躍する液晶画面側のインカメラも背面と同じ1300万画素なので、高解像度の写真を撮ることができます。
これだけのこだわり機能を備えていながら3万円台という価格は、SIMフリースマホのなかでもかなりコストパフォーマンスの高い機種といえそう。特に、スマホのカメラ機能をよく使うという方にピッタリですね。MVNOへの乗り換えや、SIMフリースマホの機種変を検討されているかたは、ぜひチェックしてみて下さい。
ボケ写真のフォトコンテストを開催中
ZTEジャパンでは、2017年8月8日~9月4日9時59分まで、毎週変わるテーマに沿った自慢の「ボケ写真」を募集するキャンペーン「ZTE(ぜってえイイ)BLADE V8でボケ写真を撮りたい!」フォトコンテストを開催中。デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラなどで撮影した「ボケ写真」を同社のFacebookから投稿すると、プロカメラマンによる厳正な審査の結果、各回2名の入賞者に「ZTE BLADE V8」とグルメ券『ZTE(ぜってええイイ)賞:1万円分、特別賞:5千円』がプレゼントされます。
さらに、入賞者は、ZTE が認定するカメラマンとして、2017年にZTEが予定しているフォトブック制作をはじめ、様々なプロモーション活動に参加可能。ぜひ、この夏の思い出を投稿してみてはいかがでしょうか。