デジタル
2017/10/3 20:00

モフモフしたい謎グッズ!? 動きがリアルすぎる“猫のしっぽ”ロボットの正体

家庭用コミュニケーションロボットを手がけるユカイ工学が、“猫のしっぽ”の動きをリアルに再現した癒し系グッズ「Qoobo」(クーボ)を発表しました。しっぽのついたクッション型セラピーロボット、とのことですが……なかなか謎めいた存在です。

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しっぽだけのモフモフ猫クッション…?

Webサイトによれば 、「そっと撫でてるとふわふわと」「たくさん撫でるとぶんぶんと」「そしてときどき気まぐれに」。つまり、なでることで反応を楽しめる一種のペットロボットなのですが、顔や手足はなく、鳴いたりしゃべったりすることもありません。純粋に毛並みのモフモフ具合と、しっぽの動きを楽しむことに特化した製品ということのようです。

 

自慢のしっぽの動きは動画が公開されていますが、猫の動きをリアルに再現した動きと見た目とのギャップでかなりシュールな雰囲気。

 

リアルな猫のしっぽを再現する最新ロボット技術

2018年夏ごろの発売が予定されており、価格は現状のところ未定。情報が(そして質感が)全般的にフワッとしている「Qoobo」ですが、今回は開発中のサンプルを取材することができました。

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こちらは幅330×高さ160×奥行き(しっぽ含む)540mm、重さ約1000グラム。膝に乗せたり抱っこすると、ほどよく“子ネコ”感を感じられるサイズ・重量感になっています。よく分からないけど、手元にあると自然となでなでしてしまう魔力がそこにはある……!

 

毎日の生活に癒しを求める人や、ペットを飼いたくても飼えない人のために開発されたという本製品。人それぞれで好みの分かれる“顔”などはあえてつけずに“しっぽ”の機能に特化させているのが特徴です。

 

ユカイ工学がコミュニケーションロボットで培ってきた技術が、この不思議な“猫のしっぽ”に込められています。本物の猫のしっぽの動きやリアクションを徹底的に研究し、それをリアルに再現するしっぽのメカが最大のポイント。

↑モフモフのクッションの内部構造。(こんな中身をさっそく見せてくれるあたり、さすがはロボットの会社といったところ)
↑モフモフのクッションの内部構造。こんな中身をさっそく見せてくれるあたり、さすがはロボットの会社といったところ

 

しっぽメカのサンプルは乾電池駆動式でしたが、製品版では充電式に変更となる可能性もあり。いずれの場合でも、中身を毎回剥くのはちょっと興ざめしてしまうので、実際は充電ないし電池交換のアクセスがしやすい構造になるとのこと。

↑2つのサーボとタテ・ヨコのワイヤーで動きを制御するしっぽメカ。実際のしっぽを徹底的に研究した機構・プログラムが、予測できない猫の動きをリアルに再現します
↑2つのサーボとタテ・ヨコのワイヤーで動きを制御するしっぽメカ。実際のしっぽを徹底的に研究した機構・プログラムが、予測できない猫の動きをリアルに再現します

 

↑こちらはしっぽメカの試作過程(古いものから左→右の順に)。しっぽの関節や付け根の構造を何度も試行錯誤しながら現在の形にたどり着いたとのこと

 

↑さわり心地(抱き心地)を決めるクッションのカバー部分についても、素材、色、そして大きさにいくつものテストを重ねた変遷がありました
↑さわり心地(抱き心地)を決めるクッションのカバー部分についても、素材、色、そして大きさにいくつものテストを重ねた変遷がありました

 

気になる価格は「1万円前後」になりそう?

カラーは「HUSKY GRAY」と「FRENCH BROWN」の2色展開で準備中。現状未定という価格については、「1万円前後で買えるようにしたい」(担当者談)とのことで、一般的に高価な家庭用ロボット(ペットロボット)よりは気軽に手に入れられそうな「Qoobo」。本製品はまず2017年10月3日(火)より幕張メッセで開催の「CEATEC JAPAN 2017」にて展示されます。ぜひ実際に触って、なでて、この未来の癒しグッズを体感してほしいところです。

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