デジタル
2016/4/14 7:30

現代人の集中力は金魚以下!? 今度の「JINS MEME」は落ちてしまった集中力を鍛え直せる

JINSが開発した「JINS MEME」は、加速度センサーやジャイロセンサーなど各種センサーを組み込み、姿勢や目の動きなどを検知し記録することができるスマートメガネ。視力を矯正したり、紫外線を防いだりといった、従来の眼鏡の役割を超えた機能を持つ次世代型眼鏡として注目を集めています。

 

JINS MEMEは、スマホアプリと連携して様々な機能を利用できます。これまではフィットネス関係のアプリが多かったのですが、13日に発表された新アプリのテーマは、ずばり“集中”。集中力を高めるのに役立つアプリ3点が発表されました。

 

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↑発表会と同時に開催されたセミナーには、医学博士の石川善樹氏(左)と元陸上競技選手の為末大氏(右)が登壇

 

現代人の集中力は低下している!?

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冒頭、現代人の集中力は以前の12秒から8秒まで低下しており、金魚の9秒を下回るとの説明がなされました。低下してしまった集中力を高めるためには、まず集中している状態を的確に計り、それを可視化する必要があるとのこと。体重や体脂肪率をしっかりと計測し、可視化することでダイエットの目標が設定できることに似ています。

 

集中力を可視化し、鍛え直してくれるのが、JINS MEMEに新たに追加された「JINS MEME OFFICE」「JINS MEME ZEN」「JINS MEME WALK」という3つのアプリ。いずれも無料で、現時点ではiOSのみ(iOS8.0以上)対応しています。Android版は順次開始予定です。

 

まずひとつめが「JINS MEME OFFICE」。デスクワークや勉強、趣味など、集中力が必要な場面でアプリを起動し、作業時間に対して、どれだけ集中しているかを計測できます。結果によって、集中力を鍛えられるアプリが表示されます。

↑集中力を計測する「JINS MEME OFFICE」

指定した時間の中でどれだけ集中したかを計測し、集中度合いを100点満点で表示します。上位モデル「JINS MEME ES」のみ対応です。

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2番目が「JINS MEME ZEN」。集中力を高めるのに適している瞑想に近いトレーニングができるアプリ。画面上に表示される対象物を見つめ続け、集中力を養います。トレーニング結果が確認できるので、どれくらい集中できたかがよくわかります。

↑集中力を鍛える「JINS MEME ZEN」

集中の対象物は丸だったり三角だったり様々。トレーニング結果によりアドバイスもしてくれるので、次にトレーニングする時の参考になります。

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最後のアプリは「JINS MEME WALK」。歩いている速度、フォーム、ストライドをリアルタイムで計測し、歩きの質を記録します。同じウォーキングでも、質の高い効率の良い歩きかたを実践することで、より一層の効果が得られるようになります。既存アプリの「JINS MEME TAIKAN」と連動し、ダメな歩きかたを改善するトレーニングメニューも教えてくれます。

↑歩く質を高める「JINS MEME WALK」

活動量計の歩数計アプリのように、歩数や歩行時間、消費カロリーなども表示されます。さらに歩く姿勢や歩幅、速度なども計測。結果は「JINS MEME OFFICE」と同様に100点満点で表示されます。

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筆者は、原稿を書いていてもすぐにスマホで遊んでしまうような、金魚どころかメダカ以下の集中力しか持ち合わせていないので、JINS MEMEでせめて金魚並の集中力を得たいと思います。

 

【URL】

JINS http://www.jins.com/jp/