カメラは外側が約1620万画素、内側が約800万画素と、ミドルクラスのスマホとして標準的なスペック。起動もオートフォーカスも速いので、ストレスなく撮影を楽しめる。画面が大きいので、撮影時に構図を決めやすく、撮影した写真や動画を見る迫力が増す。現在使っている機種のカメラの性能にもよるが、機種変更することで、撮影することが楽しくなる人も多いだろう。
↑内側カメラで撮った作例。ポートレートモードにして、美肌効果を「1」と「10」にした結果。ナチュラルな補正が行われるようだ
LG styleのカメラはソフトウェア面での独自機能が充実している。ここ1〜2年、SNSでシェアするために写真を撮る人が増えているが、いわゆる “インスタ映え” する写真を撮りやすい機能が充実。例えば、自分が見本としたい写真をガイドとし、同じ構図の写真が撮れる「ガイドショット」。正方形の写真を撮影できる「スナップショット」は、撮った写真を画面下半分にプレビューした状態で、それを見ながら次の写真が撮れる。さらに、画面を上下に2分割し、外側と内側の両方のカメラで撮影できる「マッチショット」も楽しめる。また、撮影した写真を、すぐにSNSで共有することもできるのも便利だ。
実用向きの独自機能も備えている。「Qレンズ」という機能で、撮った写真からビジュアル中心のSNS「Pinterest」を検索でき、QRコードリーダーとしても使える。