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2018/10/2 19:06

【速攻レビュー】ハイスペックだけどお手頃の極地! AI対応4眼カメラスマホ「HUAWEI nova 3」

【Check2:カメラ】夜景がキレイ! インカメラもすごい!

背面に搭載したデュアルカメラは、約1600万画素のRGB(カラー)センサーと約2400万画素のモノクロセンサーで構成されます。ファーウェイのフラッグシップであるPシリーズ、Mateシリーズと同じく、光を効率よく取り込めることを特長とするカメラで、「ワイドアパーチャ」という、撮影者が調整できる背景ボケにも対応しています。また、先述のとおり、AI対応のSoC「Kirin 970」を搭載しているので、AIによる被写体・シーン認識も可能。

 

↑AIが学習した1億枚もの写真データにもとづき、カメラが瞬時に22のシーンと被写体を認識

 

百聞は一見に如かず。まずは、アウトカメラで撮った写真を見てください。

 

↑青空は、実際に見えるよりも鮮やかに写る。雲のディテールも鮮明に写せた

 

↑緑も気持ちいいほど鮮やかに写る

 

↑料理も美味しそうに撮影できた。インスタとの相性もよさそうだ

 

↑夜景も明るくシャープに撮れる

 

↑雨に濡れた地面など、なにげない情景もいい雰囲気で撮れる

 

↑「ポートレート」で撮影すると、背景をほどよくぼかせる

 

設定を考えずにカメラまかせで、ここまでキレイに撮れるならいいと思いませんか? ライカではないけれど、上位モデルに引けを取らない画質で撮れるという印象です。ライカ監修のP20/P20 Proなどの写真の色味よりも、このnova 3のほうが好き、という人もいるかもしれません。

 

インカメラは約2400万画素+約200万画素。高画質で撮れて、背景ボケも楽しめます。さらに、AIによる8つのシーン認識にも対応し、人物と背景を区別し、それぞれを最適化した画質で撮れることをセールスポイントとしています。

 

インカメラが苦手とする夜景を背にしたセルフィーを撮ってみましたが、自分も背景も明るく撮れる画質といい、背景の自然なボケ方といい、インカメラの性能は、現行機種でトップクラスという印象でした。

 

↑おじさんの自撮りで恐縮ですが、これが「写真」モードで背景をぼかさずに撮影した作例

 

↑こちらが「ポートレート」モードで背景をぼかした作例。肌の補正もナチュラル

 

また、インカメラは「ARレンズ」という遊べる機能も充実しています。動画も撮れるので、インスタの「ストーリーズ」や「TikTok」をしている人にも役立つでしょう。

 

↑ファーウェイの一部機種に搭載されている「ARレンズ」は素材が豊富で、ただ撮って見るだけでも楽しめるはず
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