“あのときこうしていれば……”が
あとから実現できるカメラ
人生には選択がつきものだが、過去について後悔することも少なくない。
“もっと勉強していれば……”“ITバブルのときに株を買っておけば……”
思い起こせばキリがないが、写真においては過去の失敗を修正できる“4次元カメラ”が登場した。
このLYTRO ILLUMは、撮影後にピント位置を変更できるという優れモノ。
LYTRO ILLUM
しかも、操作は一般的なカメラと変わりなく、広角側ならば最短0㎝までピント合わせが可能と、高い基本性能も有している。
撮影後の処理も、専用ソフト上でクリック操作にて行え簡単だ。
これなら、たとえ“腕”がなくとも、一眼で撮ったようなボケ味写真が楽しめてしまう。
また、みんなで撮った記念写真で、気になる彼女と自分だけにピントを合わせる、なんてこともできるが……。
人に見られたときの記憶はボカせないので、画像の扱いには注意したい。
本機でのピント調節の様子は、以下の動画から確認してほしい。
【製品情報】
Lytro
LYTRO ILLUM
実売価格21万3840円
(問)加賀ハイテックお客様相談センター
☎03-5540-9010
撮影後にピント位置の変更が行えるカメラ。3次元空間の光の情報を記録する、「ライトフィールド」技術の採用がこの処理を可能にしている。撮影した画像は専用アプリ「Lytro Desktop」(Windows、Mac)でjpgなどに変換可能だ。
SPEC●撮影素子:40メガレイ1/1.2型CMOSベースセンサー●レンズ:30-250㎜相当F2.0●モニター:4.0型チルトタッチ液晶●サイズ/質量:W145×H86×D166㎜/940g