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2019/7/19 21:30

レノボが目覚まし時計を“スマート化”! Lenovo Smart Clockの「あえての単機能」かなり魅力です。

テレビに照明に調理家電など、あらゆるものが“スマート化”されている昨今。そんななか、レノボからGoogleアシスタント搭載のスマートディスプレイ「Lenovo Smart Clock」「Lenovo Smart Display M10」が発売されました。

 

↑左が「Lenovo Smart Display M10」、右が「Lenovo Smart Clock」。価格は、Lenovo Smart Display M10が2万4624円(税込み以下同)、Lenovo Smart Clockが9828円

 

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Lenovo Smart Clock

Lenovo Smart Display M10

 

あえて機能を制限した“スマート目覚まし時計”

「Lenovo Smart Clock」は「クロック」の名の通り、ディスプレイ付きのスマート目覚まし時計で、寝室での使用を想定しています。ディスプレイは4インチ、本体サイズは手に載せられるほどコンパクトで、約328gと軽量です。

 

↑時計の表示デザインは9種類から選べる

 

レノボ

Lenovo Smart Clock

実売価格9720円

 

↑カラーはグレー1種。本体はファブリック素材を使用

 

目覚めをサポートする機能としては、アラームが鳴る30分前から徐々に画面が明るくなる「めざましディスプレイ機能」があります。陽が昇るようにゆっくりと明るくなるので、快適に目覚められるとのこと。また、本体にショックセンサーを搭載するため、本体上部をタップしてアラームを止められます。寝たまま手を伸ばしてバシッと止める、なんていう目覚まし時計らしい使い方ができるのも、Smart Clockのおもしろいところです。

 

↑本体上部には音量ボタン。もちろん本体タップだけでなく、音声や画面タップでも止められる

 

背面にはUSBポートを搭載するため、スマホなどを充電できます。ベッドまわりはコンセントが少ないことも多いので、これは重宝しそう。その他、電源ジャック、マイクのミュートスイッチを搭載します。

 

↑USBポートを搭載。ベッドサイドでスマホが充電できて便利

 

そもそも、なぜ目覚まし時計なのか? レノボ・ジャパンのデビット・ベネット代表取締役社長は、ユーザーの実生活における課題を解決するものでなければ、スマートデバイスは日本では普及しないとし、睡眠に問題を抱えている人が多いことから目覚まし時計に特化したと、製品投入の理由を説明しました。

 

↑「従来のスマートスピーカーやスマートディスプレイではできることが多すぎる」と語ったレノボ・ジャパンのデビット・ベネット代表取締役社長

 

スマホを目覚ましに使っている人も多いかと思いますが、触るとついついネットや動画を見てしまうもの。Smart Clockは、ビデオ通話や動画視聴には対応しておらず、あくまでも快適な睡眠をサポートする目覚まし時計としての機能に抑えられています。

 

他にも「おはよう」の一言でその日の天気やスケジュールを確認できる、Googleアシスタントのルーティン機能にも対応。また、Bluetoothでスマホなどと接続し、朝にストリーミングで音楽を流したり、夜の睡眠導入にオーディオブックを聞いたりできます。

 

大画面ディスプレイ搭載の「Lenovo Smart Display M10」

あわせて発表された「Lenovo Smart Display M10」は、10.1インチのディスプレイを搭載したスマートディスプレイ。大画面を生かして、YouTubeなどの動画視聴やレシピ検索に活用できます。しかし、防水性能は備わっていないとのこと。濡れた手でもOKというわけではなく、声による操作を前提としているようです。

 

↑ディスプレイは10.1インチ。これだけ大きいと視認性もかなり良さそう。カラーは「ホワイト」1種のみ

 

レノボ

Lenovo Smart Display M10

実売価格2万4613円

Smart Clockとは異なり、ビデオ通話に対応しています。カメラは画面右端に搭載しており、またセキュリティ面を考慮して「プライバシーシャッター」を備えています。カメラを使用しないときは、本体横のスイッチを上げてレンズに「ふた」をすることができます。

 

↑レンズを覆い隠した状態(赤丸がふた)。右側面にあるのが「プライバシーシャッタースイッチ」

 

また、ビデオ通話時は本体を縦置きにできます。そのため、本体背面は特徴的な形をしており、左向きに傾けて縦置きにすることができます。

 

↑背面はこのような形。向かって右側が底面になる。木目調の「バンブー」デザインはインテリアとして部屋に馴染みそう

 

縦置きにすると、かなりの存在感があります。ただし、縦画面表示はビデオ通話時のみに対応しており、通常のホーム画面や動画視聴時の縦画面表示はできません。

 

↑こんな感じで傾けて…

 

↑どどーんと縦置きに。横向きよりもいっそう大きく感じられた

 

おもしろいのは、Smart Display M10からSmart Clockに呼びかけられる「ブロードキャスト機能」を搭載すること。たとえば、キッチンに置いたSmart Display M10にお母さんが「そろそろご飯よー!」と話して、子ども部屋にあるSmart Clockを通して「そろそろご飯よー!」と子どもに呼びかける、といった使い方ができます。

 

その他、マイクを2つ搭載し、最大約8m離れた場所からでも音声を認識できるとのこと。スマホなどをBluetooth接続して、音楽えを流したり、動画をキャストしたりできます。

 

Smart Clockはスマートデバイスながら、目覚まし時計と同じような使い方ができるところがポイント。タップしてアラームを止めたり、スマホとちがってパッと顔を向けるだけで時間を確認したりできるのは、想像以上に便利だと思います。また、USBポートを搭載しているのも個人的にぐっときました。タブレットやワイヤレスイヤホンなど充電したいものは複数あるので、USBポートが1つあるだけでも助かります。

 

機能が抑えられていて使い方もシンプルなので、睡眠の質を改善したい人だけでなく、スマートデバイスを使ったことがない人にも、最初の1台としてもおすすめできそうです。

 

Smart Display M10は、リビングやキッチンでの使用を想定しているとのことですが、防水性能に対応していないのはもったいないところ。以前Google Nest Hubを使ってみたときに感じたのですが、料理中など意外と手で操作する機会はあったんですよね。なので、防水対応であれば、キッチンでもがしがし使えたのにな…と感じました。特徴的な形をしているので、置き場所に悩むこともあるかも。

 

とはいえ、大画面なので文字が大きくて表示される情報量も多く、視認性の良さは感じました。動画視聴も結構楽しめそうなので、家族全員、幅広い層が使えるスマートディスプレイです。

 

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