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2019/9/3 21:15

やっぱ、プログラミング体験はまずは親が体験すべきだな!と思った「Sony STEAM Studio 2019」レポート

2020年、「プログラミング教育」が小学校で必修化という現状があります。しかし、プログラミング教育ってなんだかよくわからない、自分たちが小学生のときにはそんな授業まったくなかったぞ……と思っている方も多いはず。そんなプログラミング教育が気になってしょうがないという、みなさんのために、“ロンリーウルフ”こと編集部員野田が、ソニー開催のワークショップイベントに行ってきました。

ソニー本社ビルにて開催された、小学3年生から6年生とその保護者を対象としたワークショップイベント「Sony STEAM Studio(ソニースティームスタジオ)2019」。実はこのイベント、昨年も開催されていて、2回目となる今年は、「クリエイティビティが目覚める体験を、みんなに。」として、IoTプログラミングキット「MESH(メッシュ)や、ロボット・プログラミング学習キット「KOOV(クーブ)」を使い、子どもと保護者で参加するワークショップでした。小学校でのプログラミング教育必修化を2020年に控え、保護者からは「何を学ぶのか、よくわからない」など不安の声も聞かれるといいます。そこで今回は、保護者にもワークショップにも参加してもらい、プログラミングを実際に体験してもらうといった内容でした。

 

まず登場したのは、KOOVについて詳しい、しみてる先生。「見る人をワクワクさせる生き物を作ってください。身の回りの素材にプログラミングを組み合わせて作品を作りましょう」とのこと。

↑朝早くからハイテンションのしみてる先生。子どもたちは少し眠そうな子が多く、逆に大人のほうが元気でした

 

↑ハンガーやピコピコハンマー、メガホン、ハエたたき、ホコリ取りなどが用意されていました。生き物を考え、アイデアを出していきます

 

前方に出現したのは、しみてる先生が制作した生き物「いす川 いす子」。そう今回のミッションは、子どもと保護者がペアになってアイデアを出し合い協力して、いす川 いす子のような生き物を生み出し、完成を目指すのです。

↑なんとも愛くるしい、いす川 いす子ちゃん。「ちょっとだけゾウガメに似ている」とのこと

 

そして、その生き物の見た目や動作などを観察して「いきもの図鑑」というワークシートを作成します。ゼロから生き物を生み出すなんて、まさしく子どもたちの創造力を育てる作業ですね!

↑いきもの図鑑。このワークシートに自分が考えた生き物の名前や特徴を記載していきます

 

生き物がイメージできたら、その生き物には必ずしっぽを装着します。しっぽはどんな役割を持っているのかを考え、形を作り、動きをプログラミングで決める。さらに、その生き物に感覚をプログラミングしていくのです。

 

まず、KOOVを使い、しっぽの動きをプログラミングしていきます。KOOVはブロックで自由な形を作り、プログラミングによってさまざまな動きを与えて遊ぶロボット・プログラミング学習キット。アプリを使い、動作を記憶させていくのです。ロボット制作の体験を通じて、子どもたちの創造性や探究心、AI、ロボット時代を生きる思考力を育てるといいます。

↑市場想定価格はKOOVアドバンスキットが4万9880円(税別)、KOOVスターターキット3万6880円(税別)、KOOVベーシックキット2万4880円(税別)

 

次に登場したのは、はぎわら たけひろ先生。はぎわら先生はIoTプログラミングキットMESHを使い、「生き物に感覚を与えましょう」といいます。

↑はぎわら先生は、IoTプログラミングキットMESHを完成させた人物

 

MESHは、センサーやスイッチなどの機能と身近なものを組み合わせ、プログラミングすることで、さまざまなアイデアを形にできるツールです。ボタンやLED、動き、人感、明るさ、温度・湿度などの感覚を与えるブロックがあります。例えば生き物に触れたりすると、鳴き声を発します。これもアプリ上で、「○○すれば○○がおこる」といった、自分が意図した仕組みをつくることができます。既存の音声が何種類かあり、それに物足りなさを感じたら録音してオリジナルの鳴き声を作成したりもできます。子どもたちにとっては、チョー楽しいですよね。

↑ハエたたき持ち手の先端に付いるブロックが、IoTプログラミングキットMESH。単品やキットでの販売があり、単品価格は5980円(税込)~

 

↑先生の話を聞いて、タブレットで自分の生き物に合う鳴き声をプログラミングしている子どもたち。楽しそうでした

 

そして、子どもたちによって個性的な生き物たちが完成したわけです。その一部をお見せします。

【フォトギャラリー(GetNavi webでご覧いただけます)】

 

最後にはワークシートを使って、参加した子どもたちが制作した生き物たちをグループ内で発表する場が設けられました。これもプレゼン力を育てるための一つでしょう。

↑みんな真剣にプレゼントを聞いております

 

このほか、自律型エンタテインメントロボット「aibo(アイボ)」や、キューブ型のロボットを操作し、枠にとらわれない自由な遊びが楽しめる「toio(トイオ)」に触れることができるツアー、KOOVを使ったロボットコンテストの観戦などが行われました。

 

現代の子どもたちは、身のまわりにデジタル製品が当たり前のように溢れています。プログラミング教育という、早い年齢からそれらに触れておき、学び、慣れておくことが必要です。今回、生き物作りに四苦八苦している子どもと保護者もいましたが、プログラミングという作業自体には慣れている子どもたちが多いように感じました。先生の話を最後まで聞かずに作業をはじめたりして、みんな今回のスクールを楽しんでいました。子どもたちにとっては、良い夏休みの思い出となったことでしょう。

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