ビジネス
エクセル時短術
2019/7/13 21:00

【エクセル】数値の自動変換を解除する方法

このコーナーでは、エクセルのいまさら聞けない基本的な機能や、達人が使っている超速ワザなど、オフィスワークに役立つ情報を紹介します。

20160621-i05(1)

 

エクセルには数値と文字列を自動で識別する賢さがある反面、入力した計算式を勝手に計算するなど、余計なお節介に悩まされることもあります。入力したそのままのデータを表示するなら、先頭に「’」(シングルクォーテーション)を付ければ済みますが、いったん表示形式が変わったデータは「標準」に戻す必要があります。今回は、入力したそのままのデータを表示するワザを紹介します。

 

先頭に「’」を付けると自動変換が働かない

「(1)」と入力して「-1」と表示されたり、「007」で「7」と「00」が消えたりした場合は、先頭に「’」を付けて入力し直します。

018-01
↑ 「(1)」と入力すると、「-1」と表示されます
018-02
↑ 「'(1)」と先頭に「’」を付けると、「(1)」と表示されます

「=10+50」と入力して計算結果が表示された場合も、「’=10+50」と入力します。

 

表示形式を「標準」に戻す

「1/1」と入力して「1月1日」と表示されたセルに、「111」と入力し直すと、「4月20日」と日付で表示されてしまいます。「111」と表示したい場合は、表示形式を「標準」に戻します。

018-03
↑ 「1/1」と入力すると、「1月1日」と表示されます
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↑ 同じセルに「111」と入力すると、「4月20日」と表示されます。このセルの表示形式が自動で変更されたためです

「111」と表示するには、表示形式を「標準」に戻します。

018-05
↑「ユーザー定義▼」の「▼」ボタン → 「標準」をクリックします

 

018-06
↑そうすると、意図したとおり「111」と表示されます

 

入力したデータが思いどおりに表示されない場合は、上記の方法を試してみましょう。

 

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