このコーナーでは、エクセルのいまさら聞けない基本的な機能や、達人が使っている超速ワザなど、オフィスワークに役立つ情報を紹介します。
エクセルには数値と文字列を自動で識別する賢さがある反面、入力した計算式を勝手に計算するなど、余計なお節介に悩まされることもあります。入力したそのままのデータを表示するなら、先頭に「’」(シングルクォーテーション)を付ければ済みますが、いったん表示形式が変わったデータは「標準」に戻す必要があります。今回は、入力したそのままのデータを表示するワザを紹介します。
先頭に「’」を付けると自動変換が働かない
「(1)」と入力して「-1」と表示されたり、「007」で「7」と「00」が消えたりした場合は、先頭に「’」を付けて入力し直します。
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「=10+50」と入力して計算結果が表示された場合も、「’=10+50」と入力します。
表示形式を「標準」に戻す
「1/1」と入力して「1月1日」と表示されたセルに、「111」と入力し直すと、「4月20日」と日付で表示されてしまいます。「111」と表示したい場合は、表示形式を「標準」に戻します。
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「111」と表示するには、表示形式を「標準」に戻します。
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入力したデータが思いどおりに表示されない場合は、上記の方法を試してみましょう。
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