3月下旬から3大キャリアが順次5Gの商用サービスを開始しました。3社の中で最も多くの5G対応スマートフォンを発表したのはauです。7機種を発表し、すでに4機種が発売されています。そして、さらにもう1機種、7月3日に「Galaxy S20 Ultra 5G」を発売することを発表しました。
Galaxy S20シリーズは海外では3モデルが発売されていて、日本でもauとドコモが「Galaxy S20 5G」と「Galaxy S20+ 5G」を発売しています。新たに発表されたGalaxy S20 Ultra 5Gは、Galaxy S20シリーズの最上位モデルで、現在世界で販売されているスマホの中でも最高峰といえる超ハイスペックのモデルです。
価格は16万5980円(一括の場合/税込)で、次の機種変更時に端末を返却する「かえトクプログラム」を利用する場合の実質価格は9万6140円(税込)です。
5Gスマホの中でも頭一つ抜きん出る超ハイスペックモデル
Galaxy S20 Ultra 5Gは約6.9インチの有機ELディスプレイを搭載。解像度も3200×1440ドットと高いので、撮った写真や映画、音楽ビデオなどを迫力のある画質で楽しめます。
プロセッサーはSnapdragon 865(最大2.8GHz/オクタコア)で、RAM(メインメモリ)は12GB。動作性には一切不安がないスペックと言ってもいいでしょう。
128GBのストレージを内蔵し、最大1TBのmicroSDカードも装着できるので、写真や動画をたくさん保存したい人も安心。5000mAhの大容量バッテリーを搭載しているので、動画を見たり、ゲームをしたりすることが多いヘヴィユーザーでも心配無用です。
5Gに使う周波数帯は、6GHz以下の「サブ6」と、28GHzなどの高周波数帯を示す「ミリ波」に分けられますが、この両方に対応していることもセールスポイント。auの5Gスマホで「ミリ波」も受信できるのは、Galaxy S20+ 5G、S20 Ultra 5Gの2機種だけです。
100倍ズームでも文字がくっきり読み取れる!
Galaxy S20 Ultra 5Gの最大のアドバンテージはカメラにあります。背面に搭載されたクアッドカメラは、超広角(約1200万画素/F値2.2)+広角(約1億800万画素/F値1.8)+望遠(約4800万画素/F値3.5)+ToF(深度測定用)という構成です。望遠カメラは光学10倍ズームで撮影でき、光学ズームとデジタルズームとAI処理を組み合わせた「スペースズーム」により、最大100倍での撮影を実現しています。
この100倍ズームをいち早く試してみることができました。
肉眼では見えない、遥か遠くにあるビルの看板や道路標識などを、きっちりと読み取れるほど近くに引き寄せて撮ることができました。高倍率になるほど画質は粗くなりますが、超解像技術によって、被写体の輪郭やコントラストなどが補正される印象です。
ズームを使わない場合は、最大108メガピクセルで撮影でき、撮った写真の一部をトリミングしても、それなりに高い解像度を得られるのもメリット。8Kビデオの撮影に対応し、動画から静止画を切り出すこともできます。
Galaxy S20 5G、S20+ 5Gに搭載されて話題となった「シングルテイク」も楽しめます。最長10秒の動画を撮ると、そこから抽出されたベストショットや、エフェクトが加えられたショートムービーなど、最大14の写真と動画が自動で生成される機能です。縦画面専用なので、特に「TikTok」や、Instagramの「ストーリー」を楽しんでいる人は重宝することでしょう。
先着1000名がもらえるプレゼントも要注目!
Galaxy S20 Ultra 5Gを購入した人に、ベルボン製の「セルフィー マルチスタンド」がプレゼントされるキャンペーンも実施されます。自分撮りに役立つことはもちろん、高倍率ズームで撮影する場合のブレ防止にも役立ちそうです。
7月31日までにau取扱店またはauオンラインショップで購入した人が対象で、先着1000名にプレゼントされます。「Galaxy Members」アプリから応募する必要があるので、買った人は忘れずに応募してくださいね。
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