デジタル
2016/7/28 6:32

【これなら朝起きれる】 太陽光を室内にいざなう堅実さが光る「めざましカーテン mornin’」

ロビットから7月13日に発売された「めざましカーテン mornin’(以下:mornin’)」。Amazonではすでに完売しており、メーカーにも多くの問い合わせが入るほどの盛況っぷりです。GetNavi編集部では、そんな話題の新製品mornin’の入手に成功。早速、レビューをお届けしたいと思います。

 

【関連記事】

【時間になると開く魔法のカーテン】 太陽光によるすっきりとした目覚めを実現する「めざましカーテンmornin’」

 

mornin’っていったいなに?

20160713-a06-2

本製品は、カーテンレールに取り付けて使用するスマート家電。専用アプリを使って時間を設定すれば、その時間に自動でカーテンを開閉させることができます。何とも夢のようなガジェットですが、そもそもなんでそんなことをする必要があるのか? そこには、人間の体内の仕組みが大きく関係しています。

 

人間の眠気は脳内のメラトニン量によって左右され、「メラトニンが多い=眠い状態」「メラトニンが少ない=身体も頭も目覚める状態」といわれています。一般的な起床時間とされる朝7時ごろは、メラトニンの量がもっとも多い時間帯。つまり、起きなければいけない時間に眠くない人は、ほとんどいないということです。

 

20160727-a08 (11)

ですが、メラトニンは太陽光を利用することでコントロールが可能といわれており、人の身体は照度2500ルクス以上の光を浴びると、メラトニンの分泌が抑制されます。電灯の光は300ルクス程度ですが、太陽光はくもりの日でも1万ルクス以上の照度があるので、朝に太陽光を浴びるとメラトニンが減少し、スッキリと目覚めることができるのです。

 

つまり、起きたい時間に意図的に太陽光を浴びればメラトニンの分泌が抑制され、限りなく眠気が少ない状態で目覚めを迎えることになります。かといって、カーテンを開けっ放しにして寝るのはちょっと無用心。そこで、このmornin’を活用して起きたい時間にカーテンが開くよう設定すれば、これまでとは比べ物にならない爽快な目覚めを実現することができるのです。

 

専用アプリの使い勝手は抜群!

まずはコチラで専用アプリをダウンロード。OSはAndroidとiOSの両方に対応しています。

 

20160727-a08 (2)

アプリを起動する際は、使用しているスマートフォンもしくはタブレットのBluetoothを「ON」に設定。「OFF」だと予約の設定ができないだけでなく、カーテンも開かないので注意しましょう。

 

20160727-a08 (12)

アプリ内では、本体の動作をこと細かに設定できます。また、「動作しない」「取り付け方がわからない」といった疑問点は、アプリ内の「よくあるご質問」を参照。

 

20160727-a08 (13)

設定が完了したら、あとは時間を予約するだけ。予約は曜日ごとの設定にも対応しているので、うっかり休みの日にカーテンを作動させてしまうなんてこともありません。

 

アプリのリモコン機能でカーテンを試験的に動かしてみることもできるので、時間やパワーなど動作の設定も簡単にすることができます。また、前述の「よくある質問」では、mornin’に関する15種類の質問を掲載。動作周りの疑問点はほとんどカバーされているのでご心配なく。

 

それでは動かしてみましょう!

20160727-a08 (2)

筆者の部屋はご覧のとおり、枕元に窓が設置されているタイプ。mornin’の性能を発揮するには、もってこいのレイアウトといえます。なお、部屋が汚いと思った方! そこはご愛嬌と思いお許しください。

 

本体の真ん中を押しながら、レールにはめるだけで簡単に設置できます。ここでは、本体が動くイメージをしっかりつかんでもらうため、あえてカーテンの端っこに設置しました。なお、この設置方法ではカーテンを開くことはできても、閉めることができないので気をつけましょう。

 

↑スタート
↑スタート

 

↑10秒後

 

↑20秒後

↑20秒後

 

↑30秒後
↑30秒後

 

↑40秒後
↑40秒後

 

といった形でカーテンが開いていきます。今回は初期設定の動作パワー「4」(最大:7)で可動させましたが、もっとカーテンを大きく開けたいという方は、パワーを強めたり動作時間を長くしたりするといいでしょう。

 

20160727-a08 (9)

なお、本来はカーテンの端っこではなく、少し内側に本体を取り付けます。また、写真のようにカーテンの表に取り付けてしまうと本体がむき出しになり不恰好なので、カーテンの裏に忍ばせるように取り付けるとよいでしょう。

 

20160727-a08 (10)

本体をカーテン裏に忍ばせて設置したのがこちら。見た目ではどこに本体が取り付けられているのかほとんどわかりません。このように、部屋のインテリアに支障なく取り付けられるところも、mornin’の優秀なポイントのひとつです。

 

“ゆっくりとカーテンのレール上をスライドする”という、一見地味な動作ですがカーテンはしっかりと開きました。これだけで朝の目覚めが変わるなら、間違いなく買いの商品といえるでしょう。取り付けや設定も簡単なだけでなく、価格も3985円と実にお手ごろ。毎日のように眠気覚ましのコーヒーやガムを買うより、よほと経済的だと感じました。なお、Amazonでは8月1日より「めざましカーテン mornin’」の再販が予定されています。この機会にぜひ、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

【URL】

mornin’販売ページ(Amazon) http://qq4q.biz/xo6n