オウルテックが5月31日に発売する「USB AC 充電器」は、スマホやタブレットなど接続機器を自動検知して最適な電流を供給する「かしこく充電」に対応したAC充電器です。
(※かしこく充電……USB Type-Aポートに搭載されたSmart ICにより、充電する機器を自動で検知し最適な電流を選択して充電を行なう機能)
USB Type-A入力を3ポート搭載した「OWL-ACU348AS」と4ポート搭載した「OWL-ACU448AS」の2モデルで、それぞれホワイトとブラックをラインナップ。価格はOWL-ACU348ASが2280円、OWL-ACU448ASが2780円です。
スマホ、バッテリー、イヤホンなど、コンセントさえあれば一度に複数の端末を充電できる便利な多ポートで、在宅勤務や出先で充電する端末が増えポート数が足りない、という問題をサッと解決できます。本ジャンルのトレンドや意外な盲点をはじめ、商品について同社の担当者に話を聞いてみました。
まず現在、昨今的な事情でAC充電器が注目されているといいます。
「コロナ禍でテレワークが増え今までのライフスタイルが変わっていき、在宅時に家で充電する端末が増えました。また、ユーザーの知識も増え、市場的にも高出力な充電器のニーズが増えましたが、高出力のデメリットは筐体が熱を持つため大型にせざるを得ないことです。弊社では協力工場との共同開発により部品を小型化しつつも、熱を抑え安心安全な製品を実現しました」(オウルテック担当者/以下同)
AC充電器は幾多の企業から販売されていますが、意外に見落とされているのが、安全性。
「複数ポートのAC充電器のなかには、3.6Aなど出力が低いものがあります。また、一部にはハーフショート対策が甘い製品も、商品を開発&リサーチするなかでは見受けられました」
本製品は4.8Aという高出力を実現する一方、過電流・過電圧・ショート時には充電をストップする機構を採用。高出力、小型、安全を実現しています。なお、金型に200万円をかけるなど、細部の造りが行き届いており、質感もきめ細やかなシボですべすべ。
新型コロナ感染拡大以降、働く場所の選択肢が広がったことで、外出先やカフェで仕事するケースが増加。そうした際に使う場合でもチープさがない見栄えになっています。
3~4ポート同時に使えるのに、小型で携帯性に優れているので、仕事用のバッグだけでなく、旅行用バッグなど、普段から使い分けているバッグに1つずつ常備しておきたいアイテムといえるでしょう。