アップルの計画が例年通りであれば、2022年秋には次期Apple Watch Series 8(仮)が登場するはず。その新型モデルに、体温測定機能が追加されるとの噂が伝えられています。
ウワサの発信源は、アップルの社内情報に詳しいBloomberg誌のMark Gurman記者です。最新記事によると、2022年は最大で3つの新型Apple Watchが投入されるとのこと。Apple Watch Series 7の後継モデル「Series 8」、お手ごろ価格のApple Watch SEのアップデート版、そしてエクストリームスポーツ向けの頑丈なモデルだとされています。Gurman氏はこの説をかなり以前から唱えており、それほど自信があるということでしょう。
Apple Watchは早くから健康関連に力を入れていますが、Series 8では体温センサーが追加される可能性があるそう。米The Wall Street Journalも同じ見解を報じたことがあり、これは妊活向けの機能と見られています。
また、アップルは6月の世界開発者会議(WWDC)にて、Apple Watch用の次期OS「watchOS 9(仮)」を発表すると予想されていますが、Gurman氏はそこで数々の新機能が導入されるかもしれないと述べています。
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その1つは、改善された省電力モード。現在の(watchOS 8までの)省電力モードでは時間を表示するだけで、ほかの機能は使うことができませんが(iPhoneとの通信も遮断)、改善版ではいくつかのアプリやほかの機能を実行することができるそう。
また、Apple Watch Series 4以降では心房細動(AFib)の兆候が検知できますが、これを基にして、一定期間内にAFibの状態になる頻度を検出する「負荷機能」も加わると予想されています。加えて、運動を管理するワークアウトアプリでより多くの運動タイプやランニング計測が使えるかもしれないとのこと。
起きている間は運動のアクティビティを管理し、夜になれば睡眠の記録もできるApple Watch。それだけに、数日は充電なしで使えるバッテリー持ちの良さも期待したいところです。
Source:Bloomberg